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インドネシア、ジョコ政権2期目始動 インフラに注力

東南アジア
2019/10/20 18:36
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20日、2期目の就任式で宣誓するインドネシアのジョコ大統領=AP

20日、2期目の就任式で宣誓するインドネシアのジョコ大統領=AP

【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシアで20日、ジョコ大統領の2期目の就任式が行われた。米中貿易戦争の影響で世界経済に減速感が出る中、規制緩和や構造改革を進めてインドネシアの経済成長を加速させることが最大の課題となる。2045年に世界トップ5の経済大国になるという目標に向けて、インフラ開発や産業誘致を進める。

ジョコ氏は就任式で「45年の先進国入りに向け、懸命に働かなければならない」と述べた。副大統領にはイスラム教指導者のマアルフ・アミン氏が就任した。21日にも内閣改造を行うほか、海外からの投資を伸ばすために、関連省庁の再編や新設をする見通しだ。ジョコ氏の任期は24年までの5年間で、憲法の規定により次の大統領選には出馬できない。

ジョコ氏は6月末の日本経済新聞とのインタビューで「経済成長のために、インフラをもっと早く、多くつくる必要がある」と述べ、1期目に進めたインフラ開発を継続する姿勢を示している。首都をジャカルタからボルネオ(カリマンタン)島東部に移すことも決めた。3兆円規模の巨大プロジェクトで地方開発も加速させる。

インドネシアはジョコ政権下で5%程度の安定した経済成長を続けてきた。ただ、最低賃金が年8%のペースで上昇を続けるなど、外資が投資しにくい環境になっている。国際協力銀行(JBIC)が日本の製造業に有望な進出先を聞いた調査では、インドネシアは5位で、周辺国のタイやベトナムの後じんを拝する。成長に欠かせない海外からの投資獲得に向け、改革が急務だ。

就任式には中国の王岐山(ワン・チーシャン)国家副主席やシンガポールのリー・シェンロン首相、マレーシアのマハティール首相らが参加した。日本からは中山展宏外務政務官が出席した。首都ジャカルタでは政権に対する抗議デモやテロを警戒して、国民協議会や大統領宮殿周辺の道路が閉鎖された。治安部隊約3万人が展開して安全確保に努めた。

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