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"鶴丸"エアバス客席広め JALがA350客室公開

2019/6/20 17:54
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日本航空(JAL)は20日、今秋の就航を予定する欧州エアバスの大型旅客機「A350-900」の客室を公開した。JALでは初となるエアバス機で、普通席のシート幅を従来機よりも広げるなど、よりゆとりを持たせたのが特徴だ。利用者を増やしている格安航空会社(LCC)などに対抗する。

報道陣に公開された日本航空の大型旅客機「A350-900」の客室(20日、羽田空港)

同日、羽田空港にあるJALの格納庫内で、国内線向けに投入する初号機の客室を公開した。総座席数は369で、ファーストクラスを12席、上級席のクラスJを94席、普通席を263席設定している。

JALはA350を今後のフラッグシップ機と位置づけており、現在使用している米ボーイングの大型機「777」から置き換えていく方針。9月1日から羽田―福岡線に投入し、順次路線を広げていく。

国内線は短い距離を1日に何度も往復する。LCCは機体の稼働率を上げて低料金につなげている。価格競争を避けたいJALなどのフルサービスキャリア(FSC)にとって、室内空間の充実はいままで以上に重要なポイントになっている。

JALはA350の室内インテリアについて、英国のデザイン会社に監修を依頼した。日本の伝統美をテーマとし、黒を基調に、JALの企業カラーである赤を配した統一感あるデザインとした。

各クラスのシートも一新した。ファーストクラスはシートをジャムコと共同開発し、ソファのような乗り心地を実現。席と席の間に大型の間仕切りを採用し、個室感を高めた。振動式のマッサージ機能も備えた。

クラスJには位置や角度の調整量を拡大したレッグレストを採用。普通席はA350の幅広な胴体を生かし、従来機に比べて約1.5センチメートル座席の幅を広げた。

全席にタッチパネルモニターを配したほか、パソコン、USB用の電源も設けた。機体の前方と後方に付けたカメラの映像をどちらも見られるようにし、発着時の様子を客席から臨場感を持って楽しめるという。

客室内の手荷物スペースも容量を大型化。収納量が増えても客室乗務員が作業しやすいよう、開閉をサポートする機構を設けた。

JALは標準型の「A350-900」を18機、長胴型の「A350-1000」を13機発注している。オプションで25機を購入できる権利も持つ。正確な投資額は非公表だが、確定している31機分の購入額はカタログ価格ベースで約1兆円となる。

この日、取材に応じたJALの赤坂祐二社長は「ゆったりとした客室に仕上がった。デザイン的にもJALらしいシックな形になっている」と評価した。

A350の導入によるメリットについては「燃費が極めて改善されている。国内線で1年間飛ばすと燃料費だけで1機当たり2億円くらい減らせる」と言及した。エアバス機導入で整備コストが増すのではないかとの指摘には「エアバスかボーイングかで整備費が大きく変わることはない」とした。(井沢真志)

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