【重電大手】昇降機など社会インフラ中心。海外原発からは撤退。
東芝に自社株買いや復配など株主への利益配分の道筋がみえてきた。経営の次の焦点は固定費などコスト削減に移る。
東芝の売上高営業利益率は前期で1.6%と7%台だった日立製作所や三菱電機に見劣りする。平田氏は「いずれ日立や三菱電機に追いつきたい」と話すが、社会インフラなどの事業で利益率を一気に高めるのは難しい。人件費など固定費を地道に抑制し採算を高めるしかない。
東芝はリストラで、連結ベースの従業員数…
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