認知症、財産凍結で介護費に壁 資産231兆円の予測も

認知症、財産凍結で介護費に壁資産231兆円の予測も
高齢者の5人に1人が患うと予測される認知症。発症すると本人の財産を守る目的で、預金を引き出すといった財産管理ができなくなり、事実上凍結される。家族が介護費用の工面に困るケースもあり、患者の資産活用が大きな課題となっている。2030年度には認知症患者の金融資産が231兆円に上り、患者が所有する住宅も急拡大するとの予測も出ている。判断能力が低下した高齢者を支援する仕組みとして成年後見制度があるが、使…