リモート副業、地方潤す スキル向上・地域貢献一度に 新型コロナ 地域総合 宮城 3月6日 大都市圏に住み働く人が、副業で地方企業をお手伝いする。新型コロナウイルスの影響で広がるリモートワークが、こんな動きを後押ししている。景気が減速し雇用に対する不安が広がる中、スキル向上と地域貢献が一度にできるのが魅力だ。自治体も副業希望者の誘致イベントを開催するなど、将来の住民候補として熱視線を送る。 外資系消費財メーカーに勤める金沢市出身の松岡留美さんは、コロナ禍で本業が在宅勤務になったことを受 リモート副業、地方潤す スキル向上・地域貢献一度に
北国銀行、投資助言やコンサルの子会社 規制緩和にらみ 地域金融 北陸 3月5日 北国銀行は持ち株会社体制に移行する10月までに、相次いで子会社を設立する。個人向けの投資助言や地域企業に出資する投資専門会社、企業向けコンサルティング会社など3つ以上の新会社を立ち上げる方向で調整中だ。銀行業務の幅を広げる規制緩和に対応した専門子会社を通じて、新事業の拡大につなげる。 新たに立ち上げる会社は持ち株会社の傘下に置く子会社とする。その1つが個人投資家向けの資産運用の助言事業を手掛ける 北国銀行、投資助言やコンサルの子会社 規制緩和にらみ
金沢市の繁華街、時短7日終了 感染状況に落ち着き 新型コロナ 北陸 3月5日 金沢市の繁華街、片町地区の飲食店を対象に2月22日から続く時短要請について、石川県は5日、感染状況に変化がなければ予定通り3月7日で終了することを決めた。新規感染者数が減少し、時短要請を発表した2月17日からクラスター(感染者集団)が発生していないためだ。 足元の2週間に判明した県内の新規感染者数は、2月16日までの2週間と比べて約半分の116人に減った。うち時短要請の対象地区では、新規感染者は 金沢市の繁華街、時短7日終了 感染状況に落ち着き
石川の丸井織物、イベントグッズ事業を買収 北陸 環境エネ・素材 3月5日更新 合繊織物メーカーの丸井織物(石川県中能登町)は、コンサートやイベントのグッズを手掛けるアルファ(東京・品川)の事業を買収したと発表した。1日付で丸井織物に譲渡された。買収額は非公表。アーティストのノベルティグッズなどをオンラインで販売し、収益を稼ぐ考えだ。 丸井織物はインターネットを通じてオリジナルTシャツの生産を受託するサービスを展開している。1枚から注文でき、3日で発送できる。買収で丸井織物 石川の丸井織物、イベントグッズ事業を買収
北陸の20年産コメ食味、福井「いちほまれ」が最高位 北陸 富山 福井 3月4日 日本穀物検定協会(東京・中央)は4日、2020年産のコメの食味ランキングを公表した。北陸では福井県のブランド米「いちほまれ」だけが最高位の特Aに選ばれた。20年夏は気温が高く、高温への強さとこまめな生産管理が奏功した。初出品となった富山県のブランド米「富富富」は特Aに次ぐAだった。 いちほまれは正式にランキングの対象となった19年産に続き、2年連続の特Aを獲得した。18年産までは作付面積などが基 北陸の20年産コメ食味、福井「いちほまれ」が最高位
葉がスイッチ代わりのあんどん 金沢の石森木工 北陸 サービス・食品 3月4日 木材加工の石森木工(金沢市)は植物に触ると点灯・消灯するあんどんを商品化した。あんどんの下部に置いた鉢植えの葉などに触れると音が鳴り、電球がついたり消えたりする。税別価格は3万5000円から。受注生産し、宿泊施設や飲食店などの需要を見込む。 石川県産スギを加工したあんどんは家庭用電 葉がスイッチ代わりのあんどん 金沢の石森木工
中小向け専門家派遣を拡充 石川県、回数上限を撤廃 北陸 3月4日 石川県は2021年度、中小企業への中小企業診断士ら専門家の派遣制度を拡充する。1社あたり原則3回の派遣回数の上限を撤廃するほか、事業計画づくりや販売促進といった複数の経営課題に同時対応できるようにする。新型コロナウイルスの感染拡大などで経営環境が変わるなか、スピード感を持って企業を支援する。 石川県産業創出支援機構や県内の商工会議所などが相談窓口となり、中小企業診断士や会計士、IT( 中小向け専門家派遣を拡充 石川県、回数上限を撤廃
珠洲を茶道炭の一大産地に 大野長一郎さん 北陸 3月3日 能登半島の先端に位置する石川県珠洲市で、植林で里山を保全しながら木炭の生産に励む職人がいる。大野製炭工場の大野長一郎(44)だ。茶道に使われる炭を生産しながら、炭焼きから持続可能な街をつくる方策を模索している。 荒れた耕作放棄地にクヌギの苗木を植え始めたのが2004年。13年にこのクヌギからできた炭を初出荷した。地元の有志やボランティアの協力を得て、これまでに7000本近いクヌギを育ててきた。 珠洲を茶道炭の一大産地に 大野長一郎さん
チャンピオンカレー、全国で宅配 とんかつ店と提携 北陸 小売り・外食 3月3日 カレーチェーンのチャンピオンカレー(石川県野々市市)は全国での宅配サービスを始めた。とんかつの宅配専門店を手掛けるSBIC(名古屋市)と連携し、同社の製造拠点でカレーを調理してもらう。料理宅配サービスのウーバーイーツや出前館などで販売し、地盤の北陸3県以外で販路を開拓する。今夏までに関東や関西など全国100カ所以上の拠点で展開する。 新たに始める宅配サービス「元祖金沢 チャンピオンカレーデリバリ チャンピオンカレー、全国で宅配 とんかつ店と提携
第三者承継を支援 石川・加賀市で成功例の勉強会 北陸 3月3日 中小企業の後継者不足に対応し、親族や従業員でない第三者への事業承継を支援する勉強会が5日、石川県加賀市である。個人でのM&A(合併・買収)に関心を持つ有志らの企画で、IHIの早期退職者が社長を務める機械加工の新家製作所(加賀市)が会場となり、同社の事例を学ぶ。 2019年、新家製作所の当時の社長が亡くなり、親族が第三者への譲渡を石川県事業引継ぎ支援センターに相談。2020年7月、IHIで航空機エ 第三者承継を支援 石川・加賀市で成功例の勉強会