リニア準備工事認めず 静岡県、JR東海に通知
開業の遅れも懸念されている(山梨リニア実験線で走行試験するリニア車両)

リニア準備工事認めず静岡県、JR東海に通知

静岡県は3日、リニア中央新幹線の静岡工区の未着工問題に関し、準備工事の再開を認めない方針をJR東海に文書で通知した。同社が6月29日、準備工事の可否について質問状を送っていた。同社は2027年の開業は6月中に準備工事を再開することが条件としており、開業延期は避けられない情勢だ。 同社が求める準備工事は、作業基地のトンネル入り口周辺の整地や森林伐採などを対象としている。6月26日の金子慎社長と川勝…

北海道「育てる漁業」に本腰、サーモン・タラバで実績

養殖で魚介類を安定的に生産する「育てる漁業」への挑戦が北海道で相次いでいる。八雲町では、海で大きくなるニジマス(トラウトサーモン)の養殖に着手。根室市はベニザケの試験養殖を成功させ、タラバガニ養殖の研究も始めた。ホタテやイカ、サンマなど従来主力だった水産物の不漁を克服し、地域を支える柱である漁業、水産業の生き残りをめざす。 すし種や刺し身などで人気が高いトラウトサーモン。八雲町の内浦湾(噴火湾)…

大津の自動運転バスにスマホ決済 12日から3度目実験

大津市や京阪バス(京都市)は3日、同市中心部で3度目となる自動運転バスの実証実験を12日から始めることを決めた。初めて料金を徴収して需要を探る。スマートフォン決済を導入し飲食店などのクーポンを配布する。ただ新型コロナウイルス感染拡大の影響で、営業運行への移行は目標の2020年度中から遅れる可能性も出てきた。 技術検証のポイントのひとつはNFC(近距離無線通信規格)のキャッシュレス決済がスムーズに…

首都圏自治体、コロナ対策へふるさと納税活用

首都圏の自治体が新型コロナウイルス対策にふるさと納税を活用している。売り上げが落ち込んだ事業者の商品を返礼品に採用したり、寄付金を防護服の購入に充てたりしている。ほかの自治体への寄付の急増で都市部の自治体は税の流出に悩んできたが、コロナ対策という使途を明確にして寄付を募っている。 「横浜市から話があり、締め切りまで10日ほどだったが、横浜を感じてもらいたいと、なんとか商品をそろえました」。外出自…

東京都で新たに124人感染 新型コロナ、新宿中心に拡大

東京都で3日、新型コロナウイルスの新規感染者が124人となることが関係者への取材で分かった。2日の107人を上回り、緊急事態宣言解除後の最多を更新した。ホストクラブなど「夜の繁華街」の従業員ら20~30代の若い世代を中心に感染が広がっている。 緊急事態宣言中だった5月2日以来の高水準となった。新規感染者のうちおよそ50人は飲食店が集まる新宿エリアでの感染とみられる。 小池百合子知事は3日「検査す…

コロナ病床の縮小進む 近畿、第2波への備えに懸念も

新型コロナウイルスの感染者向けの病床数を縮小する医療機関が相次いでいる。感染拡大が一服した地域では専用病床の空きが増え、経営圧迫の懸念から一般病床への転換を急いでいるためだ。自治体は再流行の際には病床を新型コロナ用に戻す「再転換」を要請する方針だが、転院先の確保など課題は多く、「第2波」への迅速な対応を疑問視する専門家もいる。 「公的病院として感染者を積極的に受け入れてきたが、このままでは経営が…

地図に浮かぶ浸水リスク 広島・岡山の災害拠点病院

2018年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた広島と岡山、愛媛の3県の災害拠点病院のうち、3割が大規模洪水時の浸水エリアに立地していることが分かった。最大20メートルの水害が想定される病院もある。最初の大雨特別警報から6日で2年。今も業務継続計画(BCP)が最大の浸水被害に対応していない病院が多く、非常時の備えの課題が浮き彫りになった。 西日本豪雨では総合病院「まび記念病院」(岡山県倉敷市)の1…

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