
助っ人会社員、市町村に刺激北海道や三重で観光・DX
■「地域活性化起業人」制度が根付いてきた ■民間企業から自治体に専門人材を派遣 ■行政の活性化に貢献、23年度も拡大の見込み…
群馬県渋川市は市庁舎に賞味期限が近い飲料を格安で販売する「フードロス対策自動販売機」を設置した。県内で初めての取り組みで、自販機運営などのアシード(東京・港)と連携し、市内の体育館などにも設置した。市民に食品ロス問題について啓蒙する狙いだ。 見た目は普通の自販機で、サントリーのペットボトル商品や缶コーヒーなどを販売している。ただし、通常価格の飲料を陳列する一角に「?」マークの商品がある。ペットボ…
東京都狛江市は、耳の入り口付近にある軟骨を振動させ音を伝える「軟骨伝導イヤホン」2台を6月中に市役所窓口に導入する。耳が聞こえづらい高齢者と窓口でのコミュニケーションを円滑にする狙いだ。 「軟骨伝導」は奈良県立医科大学の細井裕司学長が発見した仕組みで、従来の「骨伝導」より痛みや音漏れが少ないといった利点がある。価格は1台約2万円。自治体の窓口で導入するのは狛江市が全国初という。狛江市の松原俊雄市…
本州四国連絡高速道路会社(本四高速)が9日発表した2023年3月期の連結決算は、純利益が前の期比6%減の3億4900万円だった。トンネルの照明やファンなどに使う電気代が高騰したことが響いた。 通行台数が13%増えたため、売上高に相当する営業収益は27%増の891億円だった。通行台数は新型コロナウイルス禍前の20年3月期と比べると2%減で、回復傾向となっている。 …
高松市は9日、メタバース(仮想空間)上で未来の同市をデザインするコンテストを開催すると発表した。主要7カ国(G7)都市大臣会合の関連事業として実施する。子どもを中心に未来のまちづくりを考える機会としてもらう。 仮想空間でブロックを積み重ねるゲーム「マインクラフト」を活用する。同市の地理空間データと国の3D都市モデルを使い、JR高松駅や高松港周辺の再開発地区「サンポート…
日立製作所系列ではなく祖業の造船からも撤退している日立造船が、2025年度までに誤解を与えない社名に変更する方針だ。現在は橋梁やごみ焼却設備の建設などを手掛けるが、今後も業態が変化する可能性があるとして、新社名は事業内容より企業理念などを重視して検討する。 「日立」でも「造船」でもない――。1943年から続く社名にはこのような指摘がつきまとってきた。1881年に「大阪鉄工所」として創業して以降、…
奈良県の山下真知事が、近鉄奈良線の移設など大型事業の一部について予算執行を正式に停止する方針を固めたことが関係者への取材でわかった。山下知事は5月8日の就任会見で、前知事が進めた大型開発を中心に21項目の事業について予算執行の一時停止を指示。査定作業を続けていた。12日の記者会見で詳細を説明する。 執行の一時停止を指示した事業の2023年度の関連予算額は計約80億円。執行停止の正式決定による削減…