戸惑い転じて「住めば都」 突然の本社移転、私の決断

戸惑い転じて「住めば都」突然の本社移転、私の決断

おととしの春、平日の夕暮れ時。東京の本社ビル一室に従業員が集められた。説明に立った社長から発せられたのは思いもよらぬ言葉だった。「本社機能を三重県に集約します」 会社は電源装置の開発・設計を手掛ける「パワーサプライテクノロジー」。営業部門があった三重県松阪市に東京本社の社員も集約し、開発効率を上げて組織間の連携も強める狙いが伝えられた。だが、あまりに唐突な話に、多くの社員は戸惑いを隠せなかった。…

首都圏の宿泊客20年55%減 消えた訪日客、観光地春遠く

観光庁が26日発表した2020年の宿泊旅行統計調査(速報値)によると、1都3県の延べ宿泊者数は前年比55%減の計6139万人だった。訪日外国人(インバウンド)が大幅に減少、国内も含め消費額の大きい宿泊客が減り、自治体の税収にも影響が出ている。21年も年初からの緊急事態宣言の再発令で、宿泊客は戻らないままで、観光地の春の到来はまだ遠い。 外国人の延べ宿泊者数は84%減の609万人で、新型コロナウイ…

東京・目黒区、高級ホテルの宿泊券など返礼品で人気

東京都目黒区は2020年10月、ふるさと納税の返礼品に高級ホテル「ウェスティンホテル東京」の宿泊券やディナー券などを加えた。同月から21年2月中旬までに申し込みがあった返礼品のうち、ウェスティンホテル関連が約25%を占める。「ホテル雅叙園東京」の返礼品も人気で、区の担当者は「新型コロナウイルス下でも、非日常な空間を楽しみたい人が多いのではないか」と話す。 ウェスティンホテル関連の返礼品は「デラッ…

面倒くさがり屋の改革 京阪HD会長・加藤好文さん

京都―大阪間を結ぶ京阪電気鉄道を傘下に擁する京阪ホールディングス。会長の加藤好文さん(69)は「面倒くさがり」を自認するが、大胆な経営改革で非鉄道事業を伸ばす一方、他社との路線接続を仕掛けるなど面倒な仕事ばかり請け負ってきた。 大阪止まりの京阪電鉄にとって、大阪以西への延伸は悲願です。1度、神戸への乗り入れに手が届きかけました。交渉相手は大阪―神戸間を走る阪神電気鉄道です。競合路線がなく、最終的に…

時短協力金に最大3万円上乗せ 大阪市、家賃に応じ支援

大阪市は26日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う時短営業協力金について、緊急事態宣言解除後の市独自の支援策として、家賃の額に応じ最大で1日3万円を上乗せ支給すると発表した。現状の協力金は事業規模にかかわらず一律の金額が支給されており、飲食店から「不公平感がある」などと不満の声が上がっていることに配慮した。 対象は大阪市内で家賃が月60万円以上の飲食店。家賃が月60万円以上の店は1日1万円、80…

スズキ鈴木会長、退任後も地域に関心 行政区再編訴える

スズキは24日、鈴木修会長(91)が退任すると発表した。同氏は40年以上にわたり社長、会長として経営をかじ取りし、同社を世界の自動車大手に育て上げる一方、地元政財界に大きな影響力を持ってきた。24日の会見では今後の地域へのかかわり方について「浜松市民として関心を持たせてほしい」とも語った。浜松市は行政区再編という課題に直面しており、地域への影響力は引き続き注目を集めそうだ。 「市民として愛する浜…

九州新幹線、安全支える熊本総合車両所

九州新幹線鹿児島ルートが3月に全線開通10周年を迎える。博多―鹿児島中央間289キロメートルを走る新幹線の安全運行を支えてきたのが、JR九州の熊本総合車両所(熊本市)だ。東京ドーム4.3個分の広大な敷地面積には、編み目のように線路が敷き詰められている。 全線開業の4カ月前、2010年11月に稼働した。夜間に車両を留め置いて点検する車両基地と、大がかりな検査ができる工場設備を持つ。「新幹線総合車両…

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