伊予銀行、障害者を伝統産業の担い手に 工芸品制作
障害者が伝統産業の担い手となる「伝福連携」に力を入れる(松山市)

伊予銀行、障害者を伝統産業の担い手に工芸品制作

伊予銀行は障害者が後継者不足に悩む伝統産業の担い手となる「伝福連携」を推し進める。障害者を雇用する特例子会社で県内の伝統工芸品を制作する。高齢化で地域の伝統工芸の技術承継が課題となるなか、若い障害者を次世代の担い手として育て、地域経済の活性化につなげる。 6月中旬、松山市内にある伊予銀の事務所の一角で、機織り機や針を操り黙々と工芸品の制作に取り組む若い従業員たちの姿があった。2018年に立ち上げ…

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「酒」特区、活気も醸す 全国の認定醸造所10年で1.7倍

農家や地域の有志が少量から酒を醸造できる構造改革特区「どぶろく特区」や「ワイン特区」が地域に活気をもたらしている。国が指定する酒製造に関わる特区は2003年のスタートから21年11月時点までに全国274カ所に広がり、醸造所も増えている。地域限定の酒を観光資源にする取り組みも目立ち、観光や農業など裾野の広い関連産業が地域を潤している。 「酒」特区は03年に小泉純一郎政権下で施行された構造改革特別区…

ソニーも着目、北海道・釧路ブルーカーボンの可能性

北海道の釧路港。上空から眺めると防波堤周辺に海藻が密生する黒い藻場が浮かび上がる。海藻などに二酸化炭素(CO2)を吸収させるブルーカーボンと呼ばれる技術の実証実験がはじまった。 ブルーカーボンは海藻などの海の生物によって取り込まれる炭素量を指す。たとえば海藻が海水に溶け込んだCO2を光合成の過程で吸収する。海藻が枯れても海底に炭素が貯留される。森林よりも吸収量は多いとされる。 北海道開発局による…

サクランボ収穫、人手確保に懸命 山形県は職員副業解禁

サクランボが真っ赤に色づき、全国の7割を生産する山形県でも収穫の最盛期を迎えた。ただ機械化が難しい収穫・出荷作業は多忙を極める。昨年は記録的な不作で何とかしのげた農家も多かったが、平年並みに戻った今年は再びあちこちで人手不足が顕在化。県やJA、食品関連企業などは助っ人確保に懸命だ。 山形県によると、今季の県産サクランボの予想収穫量は平年比99%の約1万3300トン。凍霜被害が甚大だった昨年(91…

20年度バス利用者27%減、減少率最大 事業者99%が赤字

鉄道と並んで地域の足である乗り合いバスも厳しい需要減に直面する。自動車輸送統計年報によると2020年度の乗り合いバス輸送人員は31億人と19年度比27%減少した。40億人を下回るのは1955年度以来65年ぶりだ。前年度と比べた減少率も比較可能な1947年度以降で最大だった。 乗り合いバス輸送人員は1968年度の101.4億人をピークに鉄道や自家用車との競合で長く減少傾向にあったが、2011年度の…

熱海観光回復道半ば、DMOで再生へ 具体策に課題

静岡県熱海市で発生した大規模土石流から7月3日で1年。新型コロナウイルス禍で打撃を受けていた観光地を襲った災害からの復興は道半ばで、客足の戻りには地域でばらつきもある。熱海市は災害からの復旧に加え、DMO(観光地経営組織)の設立でダメージを受けた観光業の回復の後押しを狙う。ただ、具体的な施策を打ち出せるか、課題も残る。 6月下旬。伊豆山の中腹ではいまだに立ち入り禁止を示すオレンジ色のフェンスで囲…

漁業に触れ地域に誇り、房総南端から先端教育

「わぁーかわいい」。6月中旬、房総半島の先端近い千葉県南房総市の千倉漁港に歓声が響いた。市立千倉中学校の1年生11人がバケツで受け取ったのはヒラメの稚魚。生まれてから3カ月で10センチメートルほどの小さな命と触れ合い、100尾を港内で放流した。 中学生たちは「南房総学」と呼ぶ市独自の教育の一環で、栽培漁業を学ぶため漁港を訪れた。地域を支える水産業に親しんでもらおうと、同中学校では1、2年生が6月…

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