八王子市、1世紀超の閉鎖空間に交流拠点 旧医療刑務所
八王子市の旧医療刑務所の跡地に整備される交流拠点のイメージ

八王子市、1世紀超の閉鎖空間に交流拠点旧医療刑務所

東京都八王子市で1世紀以上にわたり閉鎖空間となっていた広大な敷地が市民に開放される。2018年に閉所となった「八王子医療刑務所」の跡地開発が本格的に動き出した。市は緑あふれる「集いの拠点」となる公園として整備する方針で、市と契約したPFI(民間資金を活用した社会資本整備)の事業者は26年10月オープンの構想を表明した。 旧八王子医療刑務所は、全国に4カ所あった医療刑務所の一つ。一般の刑務所では収…

データで読む地域再生データで読む地域再生データで読む地域再生データで読む地域再生
橋やダムが観光資源 ツアー1.4倍、埼玉「神殿」年5万人

ダムや橋といった公共インフラに人を呼び込む「インフラツーリズム」が各地で浸透してきた。国土交通省がまとめた2022年のツアー件数は400件超と16年比で1.4倍になった。既存の施設を生かして観光資源に乏しい地域でもほかにない魅力を発信できるが、集客には民間との連携がカギを握る。 国や自治体などの公的建造物の公開は主に広報や教育目的だった。民間では関西電力の黒部ダム(富山県)が60年前の完成当初か…

埼玉でロボット産業に挑む 中小製造業やスタートアップ

埼玉県内でロボット産業に挑む中小製造業やスタートアップが増えている。中小は先端部品の供給を狙い、ビル内などで活用しやすくするシステムの普及を目指すスタートアップも出てきた。県は今後、ロボットなどの技術開発拠点を整備する計画。地域の中小企業の部品への参入などがロボットの基幹産業化に弾みをつけそうだ。 中里歯車工業(川口市)は大手機械メーカーの依頼を受け、産業ロボットの関節部分に使う減速機用の歯車の…

滋賀県が企業誘致苦戦 用地・補助金施策で市町と温度差

本州中央部にあり立地の良さを背景に大企業の工場が多く立地する滋賀県が新たな誘致に苦戦している。近年、地方では台湾積体電路製造(TSMC)やラピダスなど、半導体産業を中心に企業進出が注目を集めるが、「ものづくり県」を自任する滋賀県では用地不足や補助金の不備など誘致施策を巡って県と市町との温度差も広がってきた。 滋賀県内19市町のうち製造品出荷額が最多の甲賀市で、新たな工業団地の計画が行き詰まってい…

腕の動きで睡眠障害発見 福岡・久留米のスタートアップ

東大発スタートアップのアクセルスターズ(福岡県久留米市)は睡眠状況を分析し、睡眠障害を併発するアルツハイマーや統合失調症といった疾患の診断や予防、治療につなげることに取り組む。2023年春にも睡眠健診事業を開始する予定で、6〜7年間で100万人への実施を目指す。睡眠時間が世界で最も短い国の一つとされる日本で、「スリープテック」で健康確保を目指す。 健診の核になるのが、同社が特許を持つ睡眠測定技術…

愛知アジア大会の広告代理店、海外含め公募 五輪汚職で

2026年に愛知県で開催するアジア競技大会を巡り、県や名古屋市でつくる大会組織委員会は27日、スポンサー企業を集める「マーケティング代理店」を海外企業を含めて広く募る方式に改める方針を決定した。すでに専任の国内の大手広告代理店を内定していたが、東京五輪・パラリンピックを巡る一連の汚職事件を受けて方針を見直す。 会長の大村秀章・愛知県知事は27日の組織委理事会で「(内定企業から)辞退の話があり、…

熊本空港、旅客・貨物の国際空港化へ TSMC効果を加速

熊本空港(阿蘇くまもと空港、熊本県益城町)が旅客と貨物の両面で「国際空港化」に動いている。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の県内進出などをきっかけに、半導体関連企業をはじめ工場・拠点の立地が加速している。国際線拡充でさらなる企業誘致や人・モノの交流拡大につなげ、地域経済の底上げを目指す。 「TSMC進出を機に、新たな産業の飛躍も期待される。周辺地域の活性化に役割を果たした…

PR

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル