TOKAIグループ、静岡・藤枝でキャンプ場 観光事業参入
びく石キャンプ場の予定地である、びく石ふれあい広場(静岡県藤枝市)

TOKAIグループ、静岡・藤枝でキャンプ場観光事業参入

TOKAIホールディングスは、観光レジャー事業に参入するなど新規事業を拡大する。傘下の東海ガス(静岡県焼津市)が同県藤枝市でキャンプ場を整備し、2024年から運営するほか、災害発生時に避難所にもなるコインランドリーを多店舗展開する。東海ガスの地盤である県中西部で地域貢献をアピールし、ガスやケーブルテレビ(CATV)などの顧客獲得につなげる。 キャンプ場は藤枝市北西部、瀬戸谷地域の「びく石ふれあい…

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ラピダスが動かす北海道デジタル人材 熊本TSMC先例に

ハコだけできても、ヒトがいなければ工場は動かない。ラピダス進出を巡り半導体人材の育成が課題となる。台湾積体電路製造(TSMC)が進出する熊本県や九州の先例を参考にしながら、北海道内の高等専門学校(高専)や大学は急ピッチで準備を進める。 「3〜4年後はラピダスも地元人材を採用し、育成する動きが始まる」。ラピダスの工場建設予定地(北海道千歳市)から車で30分ほどの距離にある苫小牧工業高専。小林幸徳校…

子育て支援企業、徳島県が割合トップ 男性育休率高く

従業員への子育て支援を重視する企業が地方で拡大している。男性の育児休業取得率が13%以上などの基準を満たした国の認定企業数が各地の企業に占める割合は都道府県トップの徳島県で約8%に達した。認定企業割合が上位の地域は女性の管理職比率が高い傾向にある。子育て支援は人材の採用や定着とともに女性活躍も左右する。 子育てと仕事との両立を支援する制度が手厚い企業を厚生労働省は「くるみん」の愛称で認定する。男…

長野のホテル、長期宿泊客獲得に動く 専用スイート新設

長野市内のホテルが長期滞在の宿泊客を増やそうと動いている。中心部では家族客らがくつろげる専用のスイートルームを新設。北部の戸隠地区では地域の公民館や空き家をリノベーションした「分散型ホテル」が開業し、客室や食堂の機能を各棟に散らして地域をじっくり巡ってもらう。観光消費額が減る長野にとって支出の多い宿泊客の獲得は喫緊の課題で、ホテルの取り組みが注目されている。 「インバウンド(訪日外国人)も含めた…

米医薬系スタートアップ育成企業、川崎で活動開始

川崎市が整備し米国の起業支援会社と連携する医薬・医療スタートアップ育成施設の第1号利用企業が決まり、活動を始めた。米ベンチャーキャピタル子会社のRDiscovery(アールディスカバリー、米国)で、有望な研究開発テーマをもとに創薬企業などを自ら設立し、育成する。 育成施設は川崎市産業振興財団が臨海部に整備した「ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)」で、医薬・医療のスタートアップが入居し、…

エコム、浜松の工業炉試験設備を拡充 車以外も取り込み

産業用工業炉メーカーのエコムは浜松市の本社にある試験設備を拡充する。5月に「マイクロ波炉」を新たに導入したほか、「高速熱風炉」を2024年7月期中にも増設する。電気自動車(EV)関連をはじめ様々な部品・製品の熱処理を試せるようテスト機を増やすことで、半導体や電機、食品など車以外の業種の顧客も獲得する狙い。 浜松市北部の浜北区に22年に新設した本社屋「エコムヒートスクエア」の1階部分、約1180平…

岡山・備前のマイナカード普及策注目 「取得強制」批判も

岡山県備前市がマイナンバーカードの取得を給食費や保育料の無償化の条件にすると表明し、全国から注目を集めた。行政のデジタル化を進めるため、短期でのカード普及を狙った策だが、事実上の取得の強制になるといった批判、反対の声も出た。足元でトラブルが相次ぐマイナカードだけに、普及・活用に向けた中国地方の自治体の模索は続きそうだ。 「児童・生徒(園児)及びその世帯員の全員がマイナンバーカードを取得している場…

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