概要
激動のローカル鉄道、未来へのレール 地域のキーマンに聞く

2022年、全国の赤字ローカル線は1987年の国鉄分割民営化以来とも言われる激動の渦に放り込まれました。JR西日本、JR東日本が相次いで個別区間の赤字額を公表し、JR旅客6社中5社が赤字公表で足並みをそろえました。政府も廃線を検討する乗車人員の具体的な目安を示し、新年度予算には地域交通再編を後押しする補助金が盛り込まれました。これまで通り鉄路の維持を目指すのか、新たな交通体系を模索するのか。23年は岐路に立つローカル線の向こう50年を占う再生元年です。地域交通の今を知り尽くした論客が未来を語ります。

プログラム

①ローカル鉄道のいま

②私の再生処方箋

③ローカル線の未来は

出演者

  • 三日月 大造

    滋賀県知事

    JR 西日本で駅業務や運転士を経験し、2003年衆院選で初当選。観光、住宅、国土、交通等をテーマとした立法に関わり、国土交通大臣政務官、副大臣を務めた。14年に滋賀県知事に初当選、現在3期目。龍谷大学農学部客員教授。地域交通のコストを県民全体で負担する全国初の「交通税」創設を提唱。滋賀県出身、51歳

    JR 西日本で駅業務や運転士を経験し、2003年衆院選で初当選。観光、住宅、国土、交通等をテーマとした立法に関わり、国土交通大臣政務官、副大臣を務めた。14年に滋賀県知事に初当選、現在3期目。龍谷大学農学部客員教授。地域交通のコストを県民全体で負担する全国初の「交通税」創設を提唱。滋賀県出身、51歳

  • 古宮 洋二

    JR九州社長

    1985年旧国鉄入社。87年のJR九州発足以来、鉄道畑を長く歩む。2011年の九州新幹線全線開業や、豪華寝台列車「ななつ星in九州」の実現に尽力したほか、株式上場に向けた準備に携わった。17年の九州北部豪雨で不通になった日田彦山線の一部区間をBRT(バス高速輸送システム)にて今夏にも復旧する準備を進めている。ローカル線については線区によって持続可能な方法を探るべきとの立場。22年4月から現職

    1985年旧国鉄入社。87年のJR九州発足以来、鉄道畑を長く歩む。2011年の九州新幹線全線開業や、豪華寝台列車「ななつ星in九州」の実現に尽力したほか、株式上場に向けた準備に携わった。17年の九州北部豪雨で不通になった日田彦山線の一部区間をBRT(バス高速輸送システム)にて今夏にも復旧する準備を進めている。ローカル線については線区によって持続可能な方法を探るべきとの立場。22年4月から現職

  • 小嶋 光信

    両備グループ代表兼CEO

    公共交通は公設民営、が持論の「地方交通の再生請負人」。旅客船、鉄道、バスなど公共交通の再生を主導。設備や資産を行政が、経営は民間が担う役割分担を明確にすれば公共交通は蘇ると説く。南海電鉄が経営を断念した貴志川線を引き継ぐため、和歌山電鉄を設立。「たま駅長」など斬新なアイデアで再建。著書に「日本一のローカル線をつくる」など

    公共交通は公設民営、が持論の「地方交通の再生請負人」。旅客船、鉄道、バスなど公共交通の再生を主導。設備や資産を行政が、経営は民間が担う役割分担を明確にすれば公共交通は蘇ると説く。南海電鉄が経営を断念した貴志川線を引き継ぐため、和歌山電鉄を設立。「たま駅長」など斬新なアイデアで再建。著書に「日本一のローカル線をつくる」など

  • 市原 朋大

    地域報道センター部次長

    2000年入社、仙台、大阪、名古屋、札幌に記者・デスクとして勤務し、企業、行政からスポーツ(北京五輪)まで広く取材。鉄道はリニア中央新幹線着工やJR北海道のローカル線存廃問題を取材し、22年4月から現職。東京都出身、46歳。近著(共著)に「北の200万都市 生らサッポロ」

    2000年入社、仙台、大阪、名古屋、札幌に記者・デスクとして勤務し、企業、行政からスポーツ(北京五輪)まで広く取材。鉄道はリニア中央新幹線着工やJR北海道のローカル線存廃問題を取材し、22年4月から現職。東京都出身、46歳。近著(共著)に「北の200万都市 生らサッポロ」

  • 杉本 晶子

    地域ビジネスエディター

    産業部、証券部、ニューヨーク駐在などを通じて国内外の企業取材に長く携わり、経営・財務戦略を掘り下げてきた。マーケット、国連取材にも従事。2017年から在籍した日経CNBCでは、アンカーとして年間約100人の上場企業トップインタビューを実施。22年より現職

    産業部、証券部、ニューヨーク駐在などを通じて国内外の企業取材に長く携わり、経営・財務戦略を掘り下げてきた。マーケット、国連取材にも従事。2017年から在籍した日経CNBCでは、アンカーとして年間約100人の上場企業トップインタビューを実施。22年より現職

概要

開催日時 2023年2月8日(水)17:00~18:00(日本時間)
会場 オンライン開催(NIKKEI LIVE)
価格

電子版有料会員 無料

一般 2,000円(税込)

主催

日本経済新聞社

問い合わせ NIKKEI LIVE事務局 live.nikkei@nex.nikkei.co.jp

※参加・視聴用URLはお申し込み完了後にメールでご案内します。
※領収書発行可。限定アーカイブ配信あり。
※本イベントはお申込み完了後のキャンセルはできません。あらかじめご了承ください。
※日経電子版アプリからはお申し込みできません。PC版または電子版モバイルからお手続きください。

無料会員の方は有料登録をすると参加が無料になります

有料購読のお申し込み