量子コンピューターの開発を巡る国際競争が激しさを増しています。IBMやグーグルといった米国のITの巨人が先行してきましたが、中国勢が猛追しています。ドイツではフォルクスワーゲンやシーメンスなどが量子コンピューターの産業利用を目指すコンソーシアムを設置しました。出遅れていた日本でも、独自方式の開発が進むほか、トヨタ自動車や日立製作所などが連携し、実用化を模索しています。「スパコンの15億倍」ともいわれる潜在力は本当なのでしょうか。新たなイノベーションを開くツールとなり得るのでしょうか。AI量子エディターの生川暁が日本のキーマンたちと量子コンピューターの現在地と将来像を探ります。
プログラム
①量子コンピューターってなに?
②2つの方式、強み・弱みは?
③何ができる?有望な使い道は?
④開発レースの勝者は?日本勢に勝算は?
⑤Q&Aコーナー
出演者
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川崎 雅司
東京大学教授
1989年東大院工学系研究科博士課程修了・工学博士。ニューヨーク州の IBM T. J. Watson 研究所にて博士研究員、東工大助手・助教授、東北大教授を経て、2011年より現職。一貫して、量子物質の原子レベル制御技術による量子機能開拓に関する研究に従事
1989年東大院工学系研究科博士課程修了・工学博士。ニューヨーク州の IBM T. J. Watson 研究所にて博士研究員、東工大助手・助教授、東北大教授を経て、2011年より現職。一貫して、量子物質の原子レベル制御技術による量子機能開拓に関する研究に従事
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楊 天任(ヤンテンニン)
QunaSys(キュナシス)CEO
2016年東京大学工学部卒、同大学院の情報理工学系研究科に進学。大学院在学中の2018年2月にQunaSysを設立。量子コンピュータの用途を広げるアルゴリズムを研究しつつ、活用するためのソフト開発に取り組む
2016年東京大学工学部卒、同大学院の情報理工学系研究科に進学。大学院在学中の2018年2月にQunaSysを設立。量子コンピュータの用途を広げるアルゴリズムを研究しつつ、活用するためのソフト開発に取り組む
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千嶋 博
NEC量子コンピューティング推進室 技術主幹
1990年NEC入社後、ソフトウェア系の研究開発に従事。2016年~2018年まで内閣府総合科学技術・イノベーション会議に政策企画調査官として出向中に量子コンピューティング技術の推進に携わる。2020年より量子コンピューティング推進室所属となり、アニーリング手法のプラットフォームやソリューションの事業化を推進している
1990年NEC入社後、ソフトウェア系の研究開発に従事。2016年~2018年まで内閣府総合科学技術・イノベーション会議に政策企画調査官として出向中に量子コンピューティング技術の推進に携わる。2020年より量子コンピューティング推進室所属となり、アニーリング手法のプラットフォームやソリューションの事業化を推進している
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生川 暁
AI量子エディター
2005年の入社以来、主に科学技術報道を担当。米国留学を経て20年からAI量子エディター
2005年の入社以来、主に科学技術報道を担当。米国留学を経て20年からAI・量子エディター
イベント概要
開催日時 | 2021年9月15日(水)18:30~20:00(日本時間) |
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会場 | オンライン開催(NIKKEI LIVE) |
価格 |
電子版有料会員 無料 一般 2,000円(税込) |
主催 | 日本経済新聞社 |
問い合わせ | NIKKEI LIVE事務局 live.nikkei@nex.nikkei.co.jp |
※参加・視聴用URLはお申し込み完了後にメールでご案内します。
※領収書発行可。
※申込者限定アーカイブ配信あり。ライブ中に提示した資料のPDFもあわせて限定公開します。
※本イベントはお申込み完了後のキャンセルはできません。あらかじめご了承ください。
