
山下 真一
カバージャンル
- 原油 ESG コモディティ
経歴
世界的な資源高騰や脱炭素を巡る動きとの関係の解説を中心に執筆しています。現在はシニアライターとして、原油や金属相場については世界のあらゆる最先端の情報に目を光らせ、分かりやすさと同時に、専門家の役にも立つ分析を心がけています。ESG分野については、企業の排出量対策、サプライチェーンの問題など、世界の最前線で起きていることを取り上げています。米国シカゴ支局長の時、ダニエル・ヤーギン氏や故ブーン・ピケンズ氏にインタビューするなど、資源企業から市場まで取材した経験が下敷きになっています。デジタル部局では、企業のガバナンス、コンプライアンスの情報データベース「日経 企業リスクウオッチ」の企画・開発、人工知能(AI)を駆使したデジタル商品の開発も手掛けました。こうした実務の経験を生かしながら、本物の情報に正確な分析を加えることを掲げ、資源とESGの問題を突き詰めています。単著に「資源カオスと脱炭素危機」「オイル・ジレンマ」(いずれも日本経済新聞出版)があります。
活動実績
2023年7月10日 | かわさき市民アカデミーで「資源開発か、環境保護か、二元論の行方」をテーマに講演予定 |
---|---|
2023年4月17日 | かわさき市民アカデミーで「パリ協定がめざすアジェンダとエネルギー資源の混迷」をテーマに講演予定 |
執筆記事
-
「グリーン暗号資産」の足音
-
危機に挑む電力銘柄 脱炭素×エネ安保×コストの解探る
-
原油に「供給ピーク論」 国際商品の底流にインフレの芽
-
環境投資に資源高の試練 投信の基準も厳格化、進む選別
-
供給網の責任とコスト負う時代に
-
サイバー攻撃被害、株価戻り鈍く 対策がESGの評価軸に
-
世界の原油需要、相次ぐ上方修正 航空便急増が押し上げ
-
ESGファンド、EU開示規則「9条」で大揺れ
-
見えてきた原油相場の新秩序 市場原理働きにくく
-
残るのは「本物」の環境投資家
-
原油の供給は大丈夫か 石油会社はパラダイム転換
-
原油、「200万バレル減産」後の混沌
-
世界インフレ、変わる構図 供給懸念で資源高止まり
-
「原油需要減らぬ」実需マネーに残る先高観
-
循環型経済、準備は万全か
-
利上げとコモディティー価格、非連動のワナ
-
環境投資に「逆説」のジレンマ
-
米国で干ばつが深刻化、小麦市場に警戒感
-
地政学が変える投資地図、世界のリスク総点検
-
ニッケル・小麦…危機が招いた急騰 正念場はこれから