中銀、相次ぎ緩和縮小 インフレ対応・景気回復で綱渡り
ブラジル中央銀行は6月、3会合連続で利上げを決めた

中銀、相次ぎ緩和縮小インフレ対応・景気回復で綱渡り

世界の中央銀行が新型コロナウイルスの感染拡大に対応した金融緩和策の見直しに動いている。カナダやオーストラリアなどが7月に量的緩和の縮小を発表したほか、新興国でも政策金利を引き上げる動きが相次いでいる。経済活動が再開しインフレ懸念も強まっているためだ。ポストコロナをにらみ正常化を進めるが、景気の先行きには不透明感も強く綱渡りの政策運営を迫られる。 先進国ではカナダ中銀が国債買い入れの縮小(テーパリ…

ロシア中銀、4会合連続で利上げ インフレに対応

【モスクワ=石川陽平】ロシア中央銀行は23日、金融政策決定会合を開き、主要な政策金利を年5.5%から6.5%に引き上げると決定した。26日に実施する。利上げは4会合連続で、高まる物価上昇圧力への警戒を強めた。 中銀は2019年6月から利下げを続けたが、今年3月の会合で利上げに転じた。今回は7月中旬のインフレ…

ECB、リスク抱え長期緩和 資産バブル懸念も

【ベルリン=石川潤】欧州中央銀行(ECB)は22日開いた理事会で、金融政策の先行き指針(フォワードガイダンス)を変更し、より長く超低金利政策を続けることを約束した。8日に公表した金融政策の戦略検証で物価目標をこれまでの「2%未満でその近辺」から「2%」に修正し、物価上昇率の一時的な2%超えを容認したことを受けた措置だ。景気を支えるため粘り強く緩和を継続する。 声明文によると、ECBは物価が近く2…

シンガポールGIC、未公開株・不動産の投資増 対日縮小

【シンガポール=中野貴司】シンガポールの政府系投資会社GICは23日、2021年3月期の運用実績を公表した。未公開株や不動産への配分割合を増やす一方で、債券・現金の割合を落とすなど、市場の変動が激しい中での機動的な運用が目立った。日本への配分割合も直近1年間で14%から8%に大きく減らした。 GICの20年間の実質平均利回りは世界的な株価上昇の恩恵を受け、4.3%と前年(2.7%)から改善した。…

JPモルガンCEOに特別報酬、取締役会が長期続投望む

【ニューヨーク=宮本岳則】米金融大手JPモルガン・チェースは20日、ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)に特別報酬としてストックオプション(新株予約権)を付与すると公表した。「取締役会がさらに相当な年数にわたって当社をリードし続けてもらいたいと考えている」としている。「長期政権」が続く見通しとなり、後継者レースの行方に注目が集まる。 米証券取引委員会(SEC)への開示書類で明らかにした。…

金融セクションの活用術

最新ニュース、ツイッターで発信 日本経済新聞 の「金融」セクションの公式アカウントです。日本・世界の金融政策や金融機関の最新情報を掘り下げて報道します。 日経電子版 金融 https://twitter.com/financialnikkei 「金融セクション」の注目読み物 「金融PLUS」…日本・海外の金融政策の「先読み」や金融ビジネスの裏話を経験豊富なエディター陣が解説します。普段の金融報道…

中銀デジタル通貨、開発加速 81カ国・地域が研究

【ニューヨーク=後藤達也】中央銀行のデジタル通貨(CBDC)の開発が世界で広がっている。中国が実用化へ向け、実証実験を加速させているほか、慎重だった米国でも研究には着手している。米調査機関によれば開発にかかわった国や地域は81に達し、国内総生産(GDP)に占める比率は90%を超える。 米アトランティック・カウンシルによれば、中国や日本など14カ国がCBDCの実証実験を進めている。ユーロ圏など16…

PR

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし