減損回避に気をもむゆうちょ銀、続く人材流出

減損回避に気をもむゆうちょ銀、続く人材流出

かんぽ生命保険の不正販売問題で揺らぐ日本郵政の経営に新型コロナウイルスの流行がさらなる難題としてのしかかってきた。市場での資産運用で稼ぐしかないゆうちょ銀行にとって世界的な金融緩和の拡大は逆風になる。頼みの綱だったドル金利も足元で急低下している。運用部門で外部採用した幹部の流出が続く曲折もあり、収益を立て直す道のりは険しい。 「今期は持ちこたえられそうだ」。17日、ゆうちょ銀株が前日比8%高の9…

ETF購入2000億円強 日銀、1日あたり最大額

日銀は19日、上場投資信託(ETF)を1日あたりでは過去最大となる2000億円強買い入れたと発表した。これまで最大だった約1200億円を7割近く上回った。19日は不動産投資信託(REIT)の購入額も40億円と前日の2倍に膨らみ、過去最大を更新。積極的な買い入れで動揺が続く金融市場の安定をめざす姿勢を改めて示した。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な株価急落を受け、日銀の黒田東彦総裁は2日…

観光客、世界で消えゆく リーマン以来の大幅減予測

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国際旅行客の往来が急速に細っている。2月の訪日客数は東日本大震災以来の減少幅となり、関連産業への影響が広がる。欧米の有名観光地も人はまばらで、国連世界観光機関(UNWTO)はリーマン・ショックの影響が出た2009年以来の減少を見込む。世界の国内総生産(GDP)の約1割を占める観光産業は展望を描けない苦境にある。 普段は人とぶつからなければ歩けないほど混雑する…

3メガ銀、21年の新卒採用1割減 事務効率化などで

メガバンクの新卒採用が減る。三菱UFJ銀行は2割強減らし400人程度とする方針を固め、みずほフィナンシャルグループも減らす見込みだ。3メガの2021年4月入社の新卒採用数は1500人強と前年に比べ約1割減る。長引く低金利や異業種参入で競争が激化している。採用を絞り込み、業務の効率性を高める。 3メガバンクの新卒採用数は06年に現行の体制になってから最低水準になる。3メガで6000人以上を採用した…

苦境業種、的確に支援 鶴光太郎慶応大教授

――新型コロナウイルスの感染拡大が経済に与える影響と、その特徴をどう分析しますか。 「供給、需要ともに一時的なショックで、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が悪化したわけではない。そこがリーマン・ショックと大きく違う。大きな影響を受けているのが観光や飲食、エンターテインメント業界などに集中しているのも特徴だ」 「例えば飲み会や旅行を控えていた人が、後でその分を一気に2倍消費するとは考えにくい…

JPモルガン、新型コロナで1000店休業 助言は遠隔で

【ニューヨーク=大島有美子】米銀最大手のJPモルガン・チェースは19日から、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、全米で約1000店の支店を休業することを決めた。再開時期は未定。財務アドバイザーなどは在宅勤務とし、顧客には遠隔で助言する。全米の各州で外出禁止令や、出勤する従業員を減らすよう事業者に求める動きが出ていることに対応する。 18日に従業員に通知した。JPモルガンは全米に約5000店の…

台湾中銀が3年9カ月ぶり利下げ 新型コロナの影響警戒

【台北=伊原健作】台湾の中央銀行は19日に定例理事会を開き、政策金利を現在の1.375%から1.125%へと、0.25%引き下げると決めた。利下げは2016年6月に実施して以来、約3年9カ月ぶり。水準はリーマン・ショック時の1.25%を下回り史上最低となる。新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の混乱を抑え込む狙いだ。 「今回は世界金融危機(リーマン危機)に比べ、世界のサプライチェーン(供給…

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