2018年1月16日(火)

批評
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原題=AN EXTRAORDINARY TIME
(松本裕訳、みすず書房・3800円)
▼著者はエコノミスト、歴史家。英「エコノミスト」誌でエディターを務めた。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

例外時代 マルク・レヴィンソン著 不安定こそ成熟経済の常態[有料会員限定]

2018/1/13付

 先進国は、ここ数年、デフレからの脱出に躍起になり、異常な超金融緩和策を続けている。経済の低迷は構造的だとみる見解が台頭する…続き

原題=LIVING CARELESSLY IN TOKYO AND ELSEWHERE
(前沢浩子訳、岩波書店・2800円)
▼著者は米国の作家。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

ニッポン放浪記 ジョン・ネイスン著 無鉄砲で濃密な交流の記録[有料会員限定]

2018/1/13付

 邦題の「放浪」とは違ったニュアンスを原題「東京その他で無鉄砲(Carelessly)に生きる」(筆者直訳)に著者は込めたと思う。…続き

原題=WONDERLAND
(大田直子訳、朝日新聞出版・2100円)
▼著者は米国の作家。著書に『世界をつくった6つの革命の物語』など。
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世界を変えた6つの「気晴らし」の物語 スティーブン・ジョンソン著 遊ぶための科学が「未来」生む[有料会員限定]

2018/1/13付

 学問への楽しい誘(いざな)いの書。本書の旨味(うまみ)はこれである。…続き

原題=DESTINED FOR WAR
(藤原朝子訳、ダイヤモンド社・2000円)
▼著者は米国の政治学者。クリントン政権で国防次官補を務めた。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

米中戦争前夜 グレアム・アリソン著 政策分析から描くシナリオ[有料会員限定]

2018/1/13付

 キューバ危機を扱った『決定の本質』は国際政治学の必読書の一つである。この書物で博士号を取得した俊英であり、後にハーバード大…続き

(日経BP社・1800円)
やまだ・やすじ ノンフィクションライター。香港の邦字紙記者、上海に拠点を移し月刊誌「CHAI」編集長を経てフリー。
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食いつめものブルース 山田泰司著 中国 農民工の実態鮮やかに[有料会員限定]

2018/1/13付

 中国を研究する評者も、農民工(農村出身の出稼ぎ労働者)の動向を追っているが、現場で長期にわたり、定点観測することは難しい。…続き

「教室」(2017年)=撮影・長谷川健太、提供・森美術館

「レアンドロ・エルリッヒ展」 体験通して常識揺さぶる[有料会員限定]

2018/1/10付

 現代美術が分かりづらいと言われるのは、作者の表現意図を読み取るのが、写実的な絵画作品よりも難しく感じるためである。東京・六…続き

原題=AMERICAN NATIONS
(肥後本芳男ほか訳、岩波書店・各2900円)
▼著者は68年生まれ。米新聞社の欧州特派員を経てシカゴ大院修了。歴史家・ジャーナリスト。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

11の国のアメリカ史(上・下) コリン・ウッダード著 地域性で解く分裂のリスク[有料会員限定]

2018/1/6付

 アメリカには11もの国がある。単一のアメリカなどない。これが本書の主張である。「国」はネイションということばで表現される概…続き

(白水社・2200円)
こいけ・まさよ 59年東京生まれ。津田塾大卒。詩人・小説家。著書に『もっとも官能的な部屋』『タタド』『屋上への誘惑』など。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

幼年 水の町 小池昌代著 生を支える記憶のささやき[有料会員限定]

2018/1/6付

 幼年の記憶は水のようだ。暗がりからコポリと湧き出したひとつめの記憶が、意識の水面へと浮かび上がり、たどたどしく日向を走り出…続き

原題=WATCHING THE ENGLISH
(北條文緒、香川由紀子訳、みすず書房・3200円)
▼著者は英社会問題調査センター共同ディレクター。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

イングリッシュネス ケイト・フォックス著 英国流ユーモア 紙上で実践[有料会員限定]

2018/1/6付

 いまさら英国(イングランド)の文化についてあれこれ論ずる本を読むなんて、という声が上がるのは自明のことだろう。観光に出かけ…続き

原題=DIGITAL VORTEX
(武藤陽生ほか訳、日本経済新聞出版社・2000円)
▼ウェイド氏はスイスのビジネススクール、IMD教授。本書はほか3氏と共著。
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対デジタル・ディスラプター戦略 マイケル・ウェイドほか著 破壊者への対処法 理論的に[有料会員限定]

2018/1/6付

 インターネットの出現以降、これまで様々な業界でデジタル化によるディスラプション(破壊)が進行してきた。テクノロジーやメディ…続き

原題=A LEGACY OF SPIES
(加賀山卓朗訳、早川書房・2000円)
▼著者は31年英国生まれの作家。
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スパイたちの遺産 ジョン・ル・カレ著 清算されぬ冷戦期の裏切り[有料会員限定]

2018/1/6付

 スパイ小説というジャンルが隆盛をきわめたのは、第二次世界大戦後の米ソ冷戦時代である。東西両陣営間の狸(たぬき)と狐(きつね…続き

エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10[有料会員限定]

2017/12/30付

 毎年恒例の「エコノミストが選ぶ 経済図書ベスト10」の結果がまとまった。官民で議論が進む「働き方改革」に関心を持つ選者が多…続き

孤独の意味問い直す 時代の空気、「生」をすくう 回顧2017 詩[有料会員限定]

2017/12/30付

 今年の4月、大岡信さんが亡くなった。86歳だった。詩人としてだけではなく、評論家として日本の近代詩と現代詩を、いや、もっと…続き

生活に根下ろす危機 「母なるもの」の喪失 回顧2017 小説[有料会員限定]

2017/12/30付

 北朝鮮が打ち上げるミサイルの脅威が日本を覆い、「Jアラート」なる空襲警報まで日常生活に入り込んだ。「共謀罪」法の強行採決と…続き

現実を挑発する文語 意味や立ち位置を問う 回顧2017 短歌[有料会員限定]

2017/12/30付

 SNSによる短い言葉、断片的な呟(つぶや)きによって世界が揺れる今日。そのような言葉が満ちる世界で短詩型文学の意味はどこに…続き

青春と老境の創作力 50代は正念場迎える 回顧2017 俳句[有料会員限定]

2017/12/30付

 若手が相次いで句集を出し、今年は中村安伸『虎の夜食』、福田若之『自生地』、小野あらた『毫(ごう)』が話題になった。中村と福…続き

(日本経済新聞出版社・2000円)
▼高田氏はみずほ総合研究所専務執行役員・チーフエコノミスト。同社の大木剛、野口雄裕、殿岡直樹の3氏、みずほ証券の柴崎健氏も執筆。
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シナリオ分析 異次元緩和脱出 高田創編著 出口の難しさ 数字で伝える[有料会員限定]

2017/12/23付

 異次元空間に迷い込んだ日銀が、正常な世界へと脱出する方法をシナリオに沿って、丹念に検討している。仮に政府の国債消化が滞れば…続き

(PHP研究所・1800円)
さわだ・とうこ 77年京都府生まれ。作家。著書に『孤鷹の天』(中山義秀文学賞)『若冲』ほか。今作は第158回直木賞候補。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

火定 澤田瞳子著 天然痘の地獄で問う生と死[有料会員限定]

2017/12/23付

 天然痘は世界で唯一、人間の力によって根絶された感染症である。しかしそこに至るまで、長き猛威の歴史がある。日本も例外ではなく…続き

(幻戯書房・3600円)
やまもと・たかみつ 71年生まれ。文筆家・ゲーム作家。著書に『「百学連環」を読む』『文体の科学』『コンピュータのひみつ』など。
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文学問題(F+f)+ 山本貴光著 漱石の理論「使える」よう再生[有料会員限定]

2017/12/23付

 夏目漱石を知らない者はまずいないだろう。その作品のどれかしらを読んだことがあるひとも多いはずだ。だが、漱石の『文学論』を読…続き

原題=THE EVOLUTION OF MODERN STATES
(山崎由希子訳、岩波書店・3800円)
▼著者は53年生まれ。米コロラド大ボルダー校教授。
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政治経済の生態学 スヴェン・スタインモ著 国家の盛衰 進化理論で解く[有料会員限定]

2017/12/23付

 本書は、進化理論を比較政治の分野に応用した注目すべき試みである。比較の対象は、スウェーデン、米国、そして日本という異質な特…続き

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秋田八丈 伝統を紡ぐ[有料会員限定]

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鎮魂歌 神戸から世界へ[有料会員限定]

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子供に掛け軸 風習たどる[有料会員限定]

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草笛光子(15)試練[有料会員限定]

2018/1/16付

草笛光子(14)ラ・マンチャの男[有料会員限定]

2018/1/15付

草笛光子(13)草創期[有料会員限定]

2018/1/14付

書店こわい 山本 貴光[有料会員限定]

14:00

驚きのランキング 佐伯泰英[有料会員限定]

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構成家!? 望月京[有料会員限定]

13日 14:00

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