読書
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3月19日

(早川書房・1900円)

孤独を生きる女性の苦難 北上次郎氏が選ぶ3冊[有料会員限定]

14:00

米ノースカロライナ州の湿地帯の奥で、幼い少女時代からたった一人で生きてきたヒロインの成長と人生を描く長編だが、その孤独に胸…続き

(祥伝社新書・840円)

驚きの発想、実業家の目で 竹内薫氏が選ぶ3冊[有料会員限定]

14:00

なぜこの著者が最先端医療のルポルタージュ? 本屋さんで一瞬、戸惑ったが、読み始めたら疑問は氷解した。
実業家らしい目線で、…続き

(勉性出版・3200円)

内なる理想追う日本の理想 速水健朗氏が選ぶ3冊[有料会員限定]

14:00

日韓が中国発の儒教をいかに受け入れたか。それは今の両国の社会、国家像と結びつく。忠実な儒教国でリベラルな現代と逆行するきら…続き

3月14日

(講談社・1800円)
いとやま・あきこ 66年東京生まれ。作家。06年「沖で待つ」で芥川賞。著書に『薄情』(谷崎潤一郎賞)『夢も見ずに眠った。』など。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

御社のチャラ男 絲山秋子著 取り換え可能な「声」はない[有料会員限定]

2:00

どんな寛容な、あるいは寛容に見える人間にも偏見はある。その濃淡や方向性は違えども。偏見を露悪的に見せつけてくる人間もいれば…続き

(ミネルヴァ書房・3800円)
たかやま・りゅうぞう 29年大阪生まれ。2019年に死去。著書『河口慧海への旅』をはじめ、河口慧海を長年研究してきた。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

河口慧海 高山龍三著 チベットで真の仏教を探す[有料会員限定]

2:00

昨夏、ネパールの首都カトマンズの「ボーダナート」という世界遺産を訪ねたおり、その有名な仏塔の頂きにあるブッダの巨大なふたつ…続き

(作品社・2600円)
うすき・あきら 56年生まれ。日本女子大教授。専攻は中東地域研究。著書に『日本人にとってエルサレムとは何か』など。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

「ユダヤ」の世界史 臼杵陽著 多様な要素 縫い合わす試み[有料会員限定]

2:00

かつて親しいユダヤ人の友人に「あなたにとってユダヤ人であるということは、何を意味するのか」という趣旨の問いを投げかけたこと…続き

原題=Rise of the Necrofauna
(高取芳彦訳、双葉社・2000円)
▼著者は英国やカナダで科学番組を制作。著述家。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

絶滅動物は甦らせるべきか? ブリット・レイ著 姿消した種の復活目指す科学[有料会員限定]

2:00

マンモスのような絶滅動物の復活に挑んでいる科学者たちがいる。本書は「逆絶滅(ディ・エクスティンクション)」と呼ばれるこの科…続き

原題=LIFE3.0
(水谷淳訳、紀伊国屋書店・2700円)
▼著者は米マサチューセッツ工科大教授、理論物理学者。宇宙論からAI研究に軸足を移す。著書に『数学的な宇宙』。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

LIFE3.0 マックス・テグマーク著 AIと人間の未来図大胆に[有料会員限定]

2:00

2017年に米カリフォルニア州のアシロマで、人工知能(AI)に関するリスクについての考え方である「アシロマ原則」を定めた会…続き

教養は「あれば人生がずっとずっと楽しくなる」と話す

「教養の書」戸田山和久さん 人類と人生の楽しみに[有料会員限定]

2:00

書名は直球勝負だが、中身は細かく丁寧だ。教養の定義、身につけたほうがいい理由、教養への道の歩き方を様々な角度で解き明かす。…続き

3月12日

(明石書店・2400円)

「3・11」パリで思いはせる 陣野俊史氏が選ぶ3冊[有料会員限定]

14:00

関口涼子をご存じだろうか。パリ在住の詩人で翻訳家。フランス語でも日本語でもたくさんの著作がすでにあるが、本書では、東日本大…続き

(論創社・4000円)

細部に隠れた滋味や哀感 野崎六助氏が選ぶ3冊[有料会員限定]

14:00

超新星が居並ぶミステリ界にも「人生百年時代」の体現者はいる。本年白寿をむかえる著者の知られざる作品集5冊目。
密室殺人トリ…続き

(プレジデント社・2700円)

人類のあらゆる活動、密接に 中沢孝夫氏が選ぶ3冊[有料会員限定]

14:00

フランスの穀物地帯で1955年には1ヘクタールで2トンのミミズがいたが、現在では200キログラムに満たない、とのこと。化学…続き

3月7日

(新潮社・1500円)
なごし・けんろう 53年岡山県生まれ。時事通信社に入社し、モスクワ、ワシントン支局などで勤務。現在、拓殖大教授。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

秘密資金の戦後政党史 名越健郎著 外国政府からの流入を解明[有料会員限定]

2:00

民主主義の下での政治は巨額の資金を必要とする。膨大な数の有権者の支持を獲得するための競争は熾烈(しれつ)で、理念や政策を訴…続き

原題=A DEATH IN THE RAINFOREST
(上京恵訳、原書房・2700円)
▼著者は60年生まれ。博士(人類学)。スウェーデン・ウプサラ大教授。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

最期の言葉の村へ ドン・クリック著 言語消滅を目撃 迫真のルポ[有料会員限定]

2:00

「これは終わりについての本である」とある。老人たちの生活の、村の伝統的習俗の、そして熱帯雨林に宿ってきた小さな言語の「終わ…続き

(PUMPQUAKES・2700円)
おの・かずこ 34年岐阜県生まれ。宮城県在住。民話に関する主な編著書に『みちのく民話まんだら』など。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

あいたくて ききたくて 旅にでる 小野和子著 生きた民話 東北訪ね集める[有料会員限定]

2:00

宮城を中心に東北の海や山へ民話を探して歩いた著者の、半世紀にわたる旅のノートだ。語り手たちとの出会いと、口伝(くちづ)てに…続き

原題=Constructing East Asia
(塚原東吾監訳、人文書院・4500円)
▼著者は米アリゾナ州立大准教授。19年9月死去。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

「大東亜」を建設する アーロン・S・モーア著 技術を軸に帝国日本を考察[有料会員限定]

2:00

なんとも興味深い「東亜新秩序」論である。著者は戦時体制下の「技術的想像力」を視点に、日本帝国の東アジア政策を考察する。ここ…続き

原題=China and Japan
(益尾知佐子訳、日本経済新聞出版社・3000円)
▼著者は30年米国生まれ。ハーバード大名誉教授。著書に『ジャパン・アズ・ナンバーワン』など。
※書籍の価格は税抜きで表記しています

日中関係史 エズラ・F・ヴォーゲル著 貢献と圧力の相互性に着目[有料会員限定]

2:00

世界的に著名なヴォーゲル教授の著作には強いメッセージ性がある。1979年の『ジャパン・アズ・ナンバーワン』は活力を失いつつ…続き

書く原動力は日常にはびこる「むかつくこと」だと言う

「犬のかたちをしているもの」高瀬隼子さん むかつくことは忘れない[有料会員限定]

2:00

30歳の薫と恋人の郁也。薫がセックスを「放棄」して3年が経つが、仲良く過ごしてきた。ところがある日、薫は郁也の浮気相手であ…続き

3月5日

(水声社・2500円)

全体主義通し現代を射抜く 小谷真理氏が選ぶ3冊[有料会員限定]

14:00

ディストピア、つまりユートピア(理想郷)とは真逆の世界を描くSFは、現実へと警鐘を鳴らす批評的姿勢が好まれ、オーウェル『一…続き

(双葉社・1500円)

札幌開拓、秘められた歴史 縄田一男氏が選ぶ3冊[有料会員限定]

14:00

明治初年代のサッポロ=さとほろ開拓秘史全5編から成る名作集成である。普通、名作とはある程度時代の錬磨を経た作品を指すものだ…続き

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