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香川県の観光事情

香川県の観光事情の概要

香川県の観光・レジャーの動向に関する調査

香川県の観光事情の背景

香川県観光客動態調査報告によると、2021年に同県を訪れた県外からの観光客は前年比5.9%減の581.8万人。2003年以降、上昇傾向を続け、2013年からは900万人台で推移していたが、2020年以降はコロナ禍の影響で急減している。 県内へのアクセス手段としては自動車が81.3%と最も多く、JRの11.6%、船舶5.7%、飛行機の1.4%と続いた。 他府県と比較可能な国土交通省の「全国観光入込客統計に関する共通基準」で四国各県の状況を比較すると(高知県は集計中でデータなし)、2020年の同県への県外からの観光客は宿泊客が94.3万人回、日帰り客が509.9万人回と3県で最も多い。ただ、県外からの宿泊客の観光消費額は233億2700万円と愛媛県の264億5700万円に及ばなかった。訪日外国人(観光目的)は訪問者数が2万1000人回、観光消費額(観光目的の宿泊客)は10億1100万円と高知を除く四国3県で最も多かった。 栗林公園、金比羅宮、小豆島、NEWレオマワールドなどの観光名所がある。「四国遍路」も重要な観光資源。 讃岐うどんから着想を得た「うどん県」との愛称を使い観光PRを進める。

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香川県の観光戦略
美術館や有名建築家の建築物、現代アートを集めた直島などを県内に抱えることを背景に香川せとうちアート観光圏と銘打った観光戦略に官民一体となって取り組む。アートなど芸術のほか、金比羅宮や小豆島などの観光名所、自然や歴史、文化などの地域の観光資源を活用した体験プログラムを提案。地域住民がお遍路さんをもてなす「お接待」と呼ばれる文化が根付いている地域の特性もいかし、観光客と地域住民が交流する滞在交流型観光を目指す。 自転車で県内を巡るサイクルツーリズムにも力を入れ、サイクリングコースの提案や駅や港のそばにレンタサイクルターミナルの整備などを進める。 全国ブランドとなっている讃岐うどんの地元であることから「うどん県」との愛称を使って観光関連情報を全国発信する。
新うどん県泊まってかがわ割
新うどん県泊まってかがわ割とは、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた地元観光産業を支援するため、香川県が独自に実施する全国旅行支援施策のこと。2022年10月11日~12月20日まで、県内外の人が香川県内を旅行する際、宿泊旅行なら1人1泊最大8000円、日帰り旅行なら同5000円を補助する。
四国ツーリズム創造機構
四国ツーリズム創造機構とは、四国4県が広域連携し観光振興を進めるため、各県や地元経済界などで設立した団体のこと。香川県はじめ四国4県は独自の観光集客策に取り組む一方、同機構を通じて、四国周遊ツアーのモデルコースの提案などを進める。

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