大判ラミネーター

「大判ラミネーター」に関するビジネステーマ

大判ラミネーターとは、ロール式の樹脂フィルムを印刷素材の両面もしくは片面にラミネートする大型の業務用機械のこと。大型の看板やポスターなどの素材表面を保護したり、耐水や耐久性の向上や改造・改ざんを防止したりできる。100度以上の熱でフィルムを密着させるホットラミネーターは、紙やポスターのような熱に強い素材への両面ラミネート（パウチ加工）に用いられる。仕上がりは丈夫で厚みがり、屋外では一時的な掲示物に使われる。一方で、低温の熱とローラー自体の重さで圧着させるコールドラミネーターは、主に塩化ビニールや合成紙のような熱に強くない素材への片面ラミネートに利用される。屋外向けの印刷物は、コールドラミネートされているものが主流。また、インクの凹凸ができやすいUVプリントにラミネートする際に空気を巻き込みにくくするウォームラミネーターも製造されている。