電動アシスト自転車

人がペダルをこぐ力をモーターが補助して走行する「電動アシスト自転車」に関するビジネステーマ

電動アシスト自転車とは、人がペダルをこぐ力をモーターが補助する自転車のこと。搭載されているリチウムイオンバッテリーがモーターの動力。人の力で自走するため、運転免許は不要である。

電動アシスト自転車は1993年に日本で誕生した。一般財団法人自転車産業振興協会によると、日本国内における自転車生産台数は2020年は87万台、うち電動アシスト自転車は61万台（前年度比6.1%増）まで増加している。また、2018年に独Boschやシマノが開発した日本規格に沿った電動アシストユニットを搭載することで、それまでは法定最高速度の超過で輸出できなかった海外メーカーも日本市場に参入することが可能になった。そのため、スマホと連携した盗難防止機能を持ち、ルートや速度、距離、バッテリー状況などを可視化できるスポーツタイプの電動アシスト自転車「e-BIKE」が欧米や台湾から輸入されている。車種も増えてきており、電動アシスト自転車の市場も拡大している。