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オルタナティブデータ

オルタナティブデータの概要

公式統計や財務情報といった従来型の経済統計とは異なる非伝統的なデータを意味するオルタナティブデータに関するビジネステーマ。

オルタナティブデータの用語の定義

オルタナティブデータとは経済分析や投資判断などで伝統的に用いられてきた決算開示や一般的な公開情報・公的統計以外のデータの総称。海外を中心に機関投資家などで投資判断に活用が進む。

オルタナティブデータの背景

機械学習やデータサイエンス技術の発展により、従来より多様で複雑なデータを元に投資判断を行う事例が海外ヘッジファンドを中心に増えてきた。また直近では新型コロナウイルスの蔓延により経済統計や企業の業績の変動幅が従来よりも大きくなっているため、ビッグデータを使った予測・ナウキャスティングの投資戦略上の重要性も高まっている。

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オルタナティブデータが解決する課題

非政府統計

オルタナティブデータの鍵となる技術

ナウキャスティング
ナウキャスティングは、予報を意味するフォーキャスト(forcast)を基にした造語で、未来ではなく足もと(now)の状態を「予測」する技術を意味する。もともとは気象の分野で近い将来の降水確率を予測する言葉として使われていたが、現在では経済学の分野でも使われ始めている。経済学でのナウキャスティングは公的統計よりも早く・リアルタイムに経済指標の足下の状態を推定することを意味する。こうした推定は公的統計の算出とは異なるオルタナティブなデータを用いることが多い。例えばナウキャスト社が算出する日経CPINowは全国のスーパーなどの日々の売り上げデータであるPOS情報をもとに「リアルタイム」で物価指数を算出する。
ウェブスクレイピング
ウェブスクレイピングとは、ネット上の情報を収集・抽出する技術。ECサイトや求人サイトなどをウェブスクレイピングし、商品の販売価格や企業の求人数を分析することができる。
機械学習
機械学習とは、分析モデルの構築をする手法の一つ。オルタナティブデータの収集とその分析において機械学習の手法を活用することができる

オルタナティブデータに関連するビジネステーマ

位置情報や人流データをもとに工場や小売店の稼働率・客数を予測することができる。2021年よりKDDIは国内上場企業の工場などの人の流れの変化を分析したデータを作り投資ファンドに提供するビジネスを始める。(2021年5月調査)
ex) Orbital Insightsが投資家向けに衛星画像を提供している
宇宙から見た夜景である「夜間光」を定量化したデータのことを指す。夜間光の強さは夜間の経済活動を反映していると考えられており、GDP予測などに用いることができると期待されている。

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