カラオケボックス・通信カラオケ
カラオケボックス・通信カラオケの業界分類
カラオケボックス・通信カラオケの業界定義
カラオケボックスの運営を行う。通信カラオケへのコンテンツ(音源・映像)配信及びカラオケ機器を製造する企業を含む。
カラオケボックス・通信カラオケの業界概要
21年度の市場規模は2割減、大手チェーンの22年は大幅な増収
全国カラオケ事業者協会の「カラオケ白書2022」によると、21年度のカラオケボックスの市場規模は1550億円で前年度比21.4%減少した。20年に新型コロナ禍で同48.1%減とコロナ前から半分近くに激減したが、21年はさらに2割減少した。新型コロナ禍の影響が続いたためである。21年は19年比で59.2%減と、市場規模は4割に縮小している。
白書によると、21年度の全国のカラオケボックス施設数は8190店で、前年度比246店(2.9%)減少した。カラオケルーム数は11万1800ルームで同2.1%減少した。1ルーム当たりの月間売上高推計値は約16.5万円で同8.3%減。(2023/02/21調査)
白書によると、21年度の全国のカラオケボックス施設数は8190店で、前年度比246店(2.9%)減少した。カラオケルーム数は11万1800ルームで同2.1%減少した。1ルーム当たりの月間売上高推計値は約16.5万円で同8.3%減。(2023/02/21調査)
カラオケボックス・通信カラオケの市場動向
カラオケを1年に1回以上利用した割合、21年は15.4%に低下、「レジャー白書」での調査
全国カラオケ事業者協会の「カラオケ白書2022」によると、21年のカラオケ参加人口は約2590万人で前年比1.1%減と微減だった。しかし、コロナ前の19年比では44.3%減と4割以上も減少したままだった。22年は年初からコロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染が急拡大し、政府は各地で「まん延防止等重点措置」を適用したことで利用が抑制された。3月21日までで全面解除されたから利用客数は増加傾向にある。
日本生産性本部が22年10月にまとめた「レジャー白書 2022」によると、全国の15~79歳の男女のうち1年に1回以上のカラオケ利用者の割合(参加率)は、新型コロナ流行前の19年は29.9%だったが、20年は17.7%、21年は15.4%に低下した。21年の年代別の参加率では男女とも10代後半が最も高く、男性が44.3%、女性が49.4%。男女とも次に高いのは20代(男性28.0%、女性35.5%)だった。(2023/02/21調査)
日本生産性本部が22年10月にまとめた「レジャー白書 2022」によると、全国の15~79歳の男女のうち1年に1回以上のカラオケ利用者の割合(参加率)は、新型コロナ流行前の19年は29.9%だったが、20年は17.7%、21年は15.4%に低下した。21年の年代別の参加率では男女とも10代後半が最も高く、男性が44.3%、女性が49.4%。男女とも次に高いのは20代(男性28.0%、女性35.5%)だった。(2023/02/21調査)
カラオケボックス・通信カラオケの競合状況
第一興商のカラオケの既存店、22年4~12月期の売上高は前年のほぼ2倍
日本経済新聞社が2022年10月にまとめた「サービス業調査」(21年8月~22年7月に迎えた決算期の対象サービス部門売上高を調査、原則として単体企業)によると、「カラオケスタジオ」の売上高1位はコシダカホールディングス(「カラオケ本舗まねきねこ」など)で、B&V(「カラオケ館」)、第一興商(チェーン名は「ビッグエコー」)、シン・コーポレーション(「カラオケBanBan」)と続く。
コシダカホールディングス(HD)の22年8月期(連結)のカラオケ事業の売上高は361億7800万円で前の期比88.5%増、セグメント利益は30億1200万円(前の期は65億9100万円の赤字)。緊急事態宣言が21年9月末で解除されてから売り上げが回復した。3月下旬の「まん延防止」の全面解除も来店者の増加要因となり、4月末からのゴールデンウイークは来店者数の増加が目立った。21年11月から歌う姿を、備え付けのタブレットなどを使い撮影する「カラスタ・ワンレック」と名付けた新サービスを本格的に始めた。積極出店を続け、22年8月期は51店を開設した。期末店舗数は国内が582店、海外が11店(韓国4店、マレーシア6店、インドネシア1店)。(2023/02/21調査)
コシダカホールディングス(HD)の22年8月期(連結)のカラオケ事業の売上高は361億7800万円で前の期比88.5%増、セグメント利益は30億1200万円(前の期は65億9100万円の赤字)。緊急事態宣言が21年9月末で解除されてから売り上げが回復した。3月下旬の「まん延防止」の全面解除も来店者の増加要因となり、4月末からのゴールデンウイークは来店者数の増加が目立った。21年11月から歌う姿を、備え付けのタブレットなどを使い撮影する「カラスタ・ワンレック」と名付けた新サービスを本格的に始めた。積極出店を続け、22年8月期は51店を開設した。期末店舗数は国内が582店、海外が11店(韓国4店、マレーシア6店、インドネシア1店)。(2023/02/21調査)
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