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Question

航空輸送

航空輸送の業界分類
航空輸送の業界定義
主として、航空機による旅客輸送サービスを行う。

航空輸送の業界概要

コロナ禍で環境一変 航空需要は回復基調
航空輸送とは航空機による旅客輸送サービスを指す。航空機を保有し、パイロット、客室乗務員、整備士、地上スタッフ、管理部門の人員が業務に従事する。企業形態としては国内外に幅広い路線を展開し、ビジネス、旅行客を対象に手厚い機内サービスを提供するフルサービスキャリア(FSC)と、旅行客をメーンターゲットに短・中距離路線を展開し、機内食などのサービスを選択・有料制にすることで運賃の安さをセールスポイントにするLCC(ローコストキャリア=格安航空会社)に大別される。
国内の航空業界は政府主導で全日本空輸(ANA),日本航空(JAL)、日本エアシステム(かつての東亜国内航空、02年に日航と経営統合)の3社体制が長らく続いたが、90年の航空自由化を機にスカイマークエアラインズ、AIRDO、スカイネットアジア航空、スターフライヤーなどが相次ぎ誕生し、ANA、JALに次ぐ「第3極」と呼ばれた。しかし、これらの会社は旅客需要の停滞、燃料費の高騰などで経営が行き詰まり、すべてANAとJALの傘下に入った。(2023/05/04調査)

航空輸送の市場動向

国際線の需要回復 受け入れ拡大へ人手不足が足かせ
国土交通省の航空輸送統計によると、21年度の国内定期航空輸送の旅客数は前年度比47.2%増の4969 万人だった。国際航空輸送の旅客数は同20.6%増の176万人で、ともに3年ぶりに前年実績を上回った。
日米交渉が決着し、羽田空港の国際線の新ルートの運用が20年3月から始まった。発着枠は年6万回から9万9000回に増え、航空各社は路線拡充を進めてきたが、新型コロナウイルスまん延で目算は大きくはずれた。ANAとJALの2社合計の国際線旅客収入は19年3月期の約1.2兆円から、21年3月期には約730億円に激減。2社の航空機数は羽田空港の国際線の発着枠が拡大された14年の水準まで後退した。(2023/05/04調査)

航空輸送の競合状況

ANAHD・JALが黒字転換 コロナ後にらみ「非航空」に注力
国内の航空市場は全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD)と日本航空(JAL)の2強が他を大きく引き離す。ANAは1952年、民間航空会社の先駆けとして発足。当初は国内線に特化していたが、86年に国際線定期便の運航を開始。現在は国際線、国内線ともに国内最大規模を誇る。JALは1951年、半民半官で設立。日本航空株式会社法が87年に廃止されるまで日本のフラッグ・キャリアとして君臨した。組織の肥大化、高コスト体質がたたり、10年1月に会社更生法の適用を申請。公的支援を受けて翌年9月に再上場を果たした。
世界的な旅客需要の拡大を受け、旅客需要取り込みで両社はつばぜり合いを繰り広げてきた。ANAHDは傘下に入れた国営ベトナム航空などと共同運航を開始。LCC戦略では子会社化のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)とバニラ・エアを19年度末に統合した。JALはベトナムのLCC最大手ベトジェットエアや中国東方航空などと提携。19年3月にジップエア・トーキョー(千葉県成田市)を設立した。(2023/05/04調査)

航空輸送の関連企業

日本航空株式会社
1. 定期航空運送事業及び不定期航空運送事業 2. 航空機使用事業 3. その他附帯する又は関連する一切の事業

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