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美術品流通

美術品流通の業界分類
美術品流通の業界定義
絵画、彫刻等、各種美術品の小売販売、流通を主要事業として行う。オークションの運営を含む。

美術品流通の業界概要

美術品のオークション事業、新型コロナによる落ち込みから回復
美術品の小売業者、流通業者がプレーヤーとなる国内の美術品流通市場は大きく分けて、オークションルート、画商ルート、百貨店の外商ルートがある。
このうちオークションは、欧米ではサザビーズやクリスティーズなど200年以上続く会社を中心に、美術品市場での取引の透明性を高めてきた。日本では画商や百貨店による相対取引や「交換会」と呼ばれる業者だけの密室の取引で値段が決められていた。このため不透明な価格形成や値段の妥当性に対し、一般消費者の不信や不満が根強かった。しかし、日本でも国内オークション事業会社で唯一の上場企業であるシンワアートオークション(現在の社名はShinwa Wise Holdings)が1989年に設立され、状況が変化。オークション会社が増え、競売実績は20年に新型コロナが流行する前までは拡大傾向にあった。(2023/01/16調査)
業界レポートを閲覧することで、最新の業界動向・競合環境を簡単に理解・把握できます
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最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート 美術品流通2023年1月23日 PDF

美術品流通の市場動向

改ざん・複製が困難なブロックチェーン「NFT」、オークションの美術品で活用始まる
バブル崩壊で市場が大幅に縮小した。2004年から08年くらいまでやや活気を取り戻していたが、リーマン・ショックで再び市場は低迷した。その後、10年夏くらいから徐々に相場を戻した。
美術品は国内市場にとどまらず、特に著名な作品などは国際取引が一般的。サザビーズやクリスティーズなどの大手オークション会社の競売が代表的だ。(2023/01/16調査)

美術品流通の競合状況

Shinwa Wise HD、22年6~11月期のアート関連事業は53%強の増収
国内におけるオークション事業会社のうち、大手は唯一の上場企業であるShinwa Wise Holdings(HD、旧社名シンワアートオークション)と、毎日オークションの2社。前者は画商を母体に1989年に設立された。後者はマイナビ(旧、毎日コミュニケーションズ(現マイナビ)のグループ企業(2001年に分社化)。Shinwa Wise HDが扱う美術品は比較的高価なものが多く、一方、毎日オークションが扱う美術品は版画などが多い。
Shinwa Wise HDの22年5月期(連結)のアート関連事業の売上高は24億7900万円で前の期比32.6%増、営業利益は5億8200万円で同111.0%増。オークション事業の売上高は12億2700万円で同111.4%増と2倍強になった。相対取引のプライベートセールの売上高は12億3400万円で同2.8%減。21年6月、アート作品が本物であることを証明するデジタル情報のNFT(非代替可能性トークン)をアート作品とともに販売するECサイト「Arte-X」を開設した。22年3月、ネット上のメタバース(仮想空間)に江戸時代の価値観を再現し、その中でアートに関するコンテンツを提供する事業会社「Edoverse」(東京・中央)を設立した。22年6~11月期のアート関連事業の売上高は13億8700万円で前年同期比53.3%増。オークション事業の新しい柱として位置づけている現代美術のオークションは取扱高が5億2700万円と同2.7倍に拡大、売上高も同3倍の9800万円を計上した。(2023/01/16調査)

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