生活雑貨・日用品販売
生活雑貨・日用品販売の業界分類
生活雑貨・日用品販売の業界定義
各種日用雑貨の小売販売を主要事業として行う。
生活雑貨・日用品販売の業界概要
ライフスタイル提案で人気、百貨店やSCにテナント出店
生活雑貨・日用品は百貨店やGMS(総合スーパー)、ホームセンター、専門店、商店などで販売されてきた。近年、100円の均一価格で販売する100円ショップが全国に店舗網を広げる一方、「ハンズ(22年10月に東急ハンズから商号を変更)」や「ロフト」などのこだわりのある商品をそろえた大型の生活雑貨店や、「無印良品」(MUJI)、「Francfranc(フランフラン)」、「アフタヌーンティー」などのライフスタイル提案型のショップが人気を集めている。
新型コロナ感染拡大が打撃となり、20年3~5月に休業や営業時間短縮などで各社とも売り上げが激減したが、その後、回復に向かった。「無印良品」を展開する最大手の良品計画の21年8月期の営業収益は前年の同時期を13%上回った。一方、21年3月期に業績が悪化した東急ハンズはホームセンター大手のカインズが買収し、22年3月に子会社化し10月に社名・店名をハンズに変更した。(2023/01/16調査)
新型コロナ感染拡大が打撃となり、20年3~5月に休業や営業時間短縮などで各社とも売り上げが激減したが、その後、回復に向かった。「無印良品」を展開する最大手の良品計画の21年8月期の営業収益は前年の同時期を13%上回った。一方、21年3月期に業績が悪化した東急ハンズはホームセンター大手のカインズが買収し、22年3月に子会社化し10月に社名・店名をハンズに変更した。(2023/01/16調査)
生活雑貨・日用品販売の市場動向
独自商品の開発と価格競争力が改めて課題に
家庭用品は百貨店、大型雑貨店、GMS、ホームセンター、ディスカウントストア、100円ショップ、商店、通信販売業など様々な業態が扱われ、競合が多いオーバーストア状態といえる。
百貨店、大型雑貨店、GMSで取り扱う商品は基本的には定価販売。ロフトはカラーバリエーションや限定品を強化、ハンズ(22年10月に社名・商号変更)は参加型イベントや商品の活用方法を細かく教えるアドバイザーを置くなど、差異化を競っている。ハンズは22年3月、PB(自主企画)商品「Hand Marks(ハンドマークス)」の一環として、本来は廃棄されてしまう素材を集めた「端材シリーズ」を発売、商品面での独自性を強めている。(2023/01/16調査)
百貨店、大型雑貨店、GMSで取り扱う商品は基本的には定価販売。ロフトはカラーバリエーションや限定品を強化、ハンズ(22年10月に社名・商号変更)は参加型イベントや商品の活用方法を細かく教えるアドバイザーを置くなど、差異化を競っている。ハンズは22年3月、PB(自主企画)商品「Hand Marks(ハンドマークス)」の一環として、本来は廃棄されてしまう素材を集めた「端材シリーズ」を発売、商品面での独自性を強めている。(2023/01/16調査)
生活雑貨・日用品販売の競合状況
良品計画、1~2月に春夏向け商品の2割を値上げ、平均値上げ率は約25%
日本経済新聞社の「日本の専門店調査」(22年8月)によると、生活雑貨店の21年度の売上高(非連結決算)のトップは、「無印良品」(MUJI)を展開する良品計画で、セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下のロフト、スタイリングライフ・ホールディングス(HD)(「PLAZA」など)、ハンズの順で続く。スタイリングライフHDの売上高は連結。
良品計画は、PB(自主企画)商品の名称でもある「無印良品」(MUJI)の店舗を内外に展開。PBは、素材へのこだわり、シンプルな美しさが特徴。22年8月期(連結)の営業収益は4961億7100万円で前の期比9.4%増、営業利益は327億7300万円で同22.8%減。国内の既存店売上高(ネット販売を含む)は4.6%減。22年秋冬向け衣料が不振。新型コロナに伴う「巣ごもり需要」の反動で食品の売り上げが低迷した。(2023/01/16調査)
良品計画は、PB(自主企画)商品の名称でもある「無印良品」(MUJI)の店舗を内外に展開。PBは、素材へのこだわり、シンプルな美しさが特徴。22年8月期(連結)の営業収益は4961億7100万円で前の期比9.4%増、営業利益は327億7300万円で同22.8%減。国内の既存店売上高(ネット販売を含む)は4.6%減。22年秋冬向け衣料が不振。新型コロナに伴う「巣ごもり需要」の反動で食品の売り上げが低迷した。(2023/01/16調査)
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