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花卉・種苗卸

花卉・種苗卸の業界分類
花卉・種苗卸の業界定義
花卉、種苗、鉢などのガーデニング関連品の中間流通を主要事業として行う。

花卉・種苗卸の業界概要

市場規模は輸入含め4000億円
花卉(かき)、種苗、ガーデニング関連商品の中間流通を手がける業界である。花き流通は生産者から農協を通じて東京、大阪など各消費地の卸売市場に出荷され、卸売会社、仲卸会社、小売会社、消費者に至る。花きの卸売会社は、卸売市場を通じて仲卸会社に販売する役割を果たす。花き卸最大手である大田花きの子会社、大田花き花の生活研究所の推計によると、2016年時点で国内の生産者は約6万戸、花きを扱う農協は約500、卸売会社数は117市場で336社。花き卸の取扱金額は3763億円となっている。
農林水産省によると、2019年時点で花きの市場経由率は70.2%。花きを扱うのは小規模な小売店が多いうえ、日持ちがしない「多品種小ロット」商品の流通であるため、卸売市場の存在感は依然として大きい。全国で花きを扱う中央卸売市場は14カ所(10都市、2021年度末)。(2022/11/07調査)
業界レポートを閲覧することで、最新の業界動向・競合環境を簡単に理解・把握できます
日経NEEDS業界解説レポートサンプル"
最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート 花卉・種苗卸日本経済新聞社・2022年11月11日公開・PDF
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花卉・種苗卸の市場動向

21年の切り花支出、ピーク時から4割減
総務省の家計調査によると、2021年の1世帯当たりの切り花支出額は7899円で、ピーク時(1997年)の1万3130円の約4割減だ。嗜好品である花きは、今後も人口減少が加わって需要落ち込みは避けられない。
花卉(かき)の2020年度の取引に新型コロナウイルス感染症拡大の影響が鮮明に表れた。東京市場での観葉植物の販売量は前年度比7%増え、5年ぶりに増加に転じた。在宅時間が長くなり、植物を育てる人が増えたためだ。花束などに使う切り花は冠婚葬祭需要縮小で8%減るなど、明暗を分けた。(2022/11/07調査)

花卉・種苗卸の競合状況

花き卸など3社、売買システム共通化へ
花き卸で上場企業は大田花き(39億2600万円、2022年3月期連結)のみ。その他の有力企業はフラワーオークションジャパン(東京・大田、215億9400万円、2018年3月期)、なにわ花いちば(大阪市、166億円、2019年6月期)などだ。兵庫県生花(神戸市)と鶴見花き(大阪市)が2012年9月、経営統合した。持ち株会社ジャパン・フロリカルチャー・ホールディングス傘下に両社が入り間接部門を集約した。売上高の単純合計は236億円で大田花き(東京)に次ぐ花き卸2位の規模になる。経営統合に伴い、両社はJF兵庫県生花、JF鶴見花きに社名変更した。なにわ花いちばとJF鶴見花きは20年7月、業務提携した。大阪鶴見花き卸売市場での、物流と産地・顧客への営業面で協力する。
花き卸の豊明花き(愛知県豊明市)とフラワーオークションジャパン(FAJ、東京・大田)、花き物流の日本植物運輸(愛知県豊明市)は22年6月、花きのオンライン売買システム共通化・運営の新社、JFIソリューション(東京・大田)を設立した。花き卸2社は現在、別々のオンライン売買システムを使って鉢物や切り花などを取引している。2022年中をめどに、入荷や販売情報を2社の取引先が共通で利用できるようにし、将来はシステム統合を目指す。(2022/11/07調査)

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