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設備工事(空調・配管)

設備工事(空調・配管)の業界分類
設備工事(空調・配管)の業界定義
空調設備に関わる工事や建造物向けの給排水・衛生等の各種配管、ガス設備敷設に関わる工事を中心に請負う。
ビジネステーマ
海水淡水化

設備工事(空調・配管)の業界概要

21年度の受注高、6.9%増の1兆4986億円、うち民間は7.8%増の1兆3445億円
建築物における配管工事業は、建設業法における管工事として規定されている。空気や水、ガスなどは敷設された配管によって各所に届けられる。その工事は大きく分けて、空調に係る工事、給排水に係る工事、そしてガスに係る工事となり、空調と給排水に係る工事を行う企業・事業者は同じであることも少なくない。一方、ガスに係る工事については、一般的にはその地域のガス会社ないしその関連企業が担うことが多くなる。
国土交通省がまとめた「設備工事業に係る受注高調査(主要20社)」によると、2021年度の管工事受注高は前年度比6.9%増の1兆4986億円。このうち民間工事は同7.8%増の1兆3445億円だった。(2023/01/06調査)
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日経業界分析レポートサンプル"
業界をイチから知るなら日経業界分析レポート 設備工事(空調・配管)2021年10月5日 PDF 17P
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最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート 設備工事(空調・配管)2023年1月13日 PDF

設備工事(空調・配管)の市場動向

主要20社の22年4~10月受注高は20.5%増、民間工事は27.1%増と好調
首都圏での再開発工事の一服や新型コロナウイルスの感染拡大に伴う企業の設備投資の鈍化などにより、各社の受注は低迷していたが、21年度に入って盛り返し、22年度も好調だ。国土交通省の「設備工事業に係る受注高調査(主要20社)」によると、22年4~10月の管工事受注高は前年同月比20.5%増の1兆31億円。民間からの受注は同27.1%増の9360億円と大幅に増えた。
各社とも省エネ型の設備機器の開発に力を入れている。ダイダンはオフィスビル向けに空調機や照明器具などを一体化した製品を開発した。空調機に室内の空気を取り込み、適温に処理した外気と混合。さらに冷温水が通る配管で熱交換して適温にして送風する。(2023/01/06調査)

設備工事(空調・配管)の競合状況

22年4~9月期連結決算、高砂熱学は増収・営業減益、大気社は減収・営業増益
空調・配管工事を総合的に手掛ける主要企業は、朝日工業社、三機工業、三建設備工業、新日本空調、大気社、ダイダン、高砂熱学工業、日比谷総合設備などが挙げられる。一般空調設備に強い企業はアペックエンジニアリング、大成温調、大成設備、日設、日本ファシリオなどがある。一方、産業プラントや電気設備関連等にも強い企業は大西熱学、テクノ菱和、東洋製作所、富士古河E&Cなどが挙げられる。
最大手の高砂熱学工業はクリーンルーム向けを含めた省エネ型空調設備の開発に強みを持つ。2022年3月期の連結売上高は前の期比10.0%増の3027億4600万円、営業利益は同16.9%増の143億8300万円。22年4~9月期(連結)の売上高は前年同期比23.3%増の1508億100万円、営業利益は同30.3%減の15億5500万円だった。21年6月には二酸化塩素ガスで物体表面の新型コロナウイルスを99.9%減少させる技術を開発したと発表した。二酸化塩素ガスを噴出し、数時間で新型コロナウイルスを減少させられるという。他社と協業し、早期の実用化を目指す。(2023/01/06調査)

設備工事(空調・配管)の関連企業

日比谷総合設備株式会社
1.空気調整装置工事 2.電気設備工事並びに通信設備工事 3.給排水その他衛生設備工事 4.建築並びに土木の設計及び工事 5.機械器具設置工...
三機工業株式会社
建築設備事業、機械システム事業、環境システム事業、不動産事業

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