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食器・生活用陶器

食器・生活用陶器の業界分類
食器・生活用陶器の業界定義
食器、その他生活用陶器を製造する。衛生陶器を除く。

食器・生活用陶器の業界概要

陶磁器製飲食器の出荷金額は211億円、低価格品の増加で市場縮小
食器をはじめとする生活用陶磁器を製造する業界。経済産業省がまとめた生産動態統計によると、2020年の陶磁器製飲食器の出荷金額は211億2600万円で前年に比べ8.8%減った。和食用が前年比2.2%減の165億4100万円、洋食用が同26.8%減の45億8500万円だった。消費者の嗜好が多様化するなか、輸入品を中心に低価格の食器・生活用陶器が出回り、市場は縮小傾向にある。
日本の陶磁器の産地は、有田、伊万里、九谷など陶石を砕いた粉を主原料にする磁器、益子、萩、笠間などの陶器、備前、常滑、信楽などの炻器(せっき)など全国に約30ある。主な流通経路は生産者から問屋を通じて、小売業者や業務用ユーザーの手に渡る。(2022/12/20調査)
業界レポートを閲覧することで、最新の業界動向・競合環境を簡単に理解・把握できます
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最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート 食器・生活用陶器2022年12月27日 PDF

食器・生活用陶器の市場動向

苦境にあえぐ産地、ネット販売に活路、IT企業による支援も
国内の陶磁器製食器市場は低位安定の状態にある。生活必需品として使用される食器は飽和状態にある。破損による買い替え需要では、中国をはじめとするアジア諸国からの輸入品が価格の安さと実用性で市場を席巻し、市場全体の価格下落を招いている。100円ショップで売られている食器の大半は中国製だ。
産地の状況は不振で、有田焼の窯元などでつくる佐賀県陶磁器工業協同組合によると、21年の陶磁器製品の出荷額は67億円で、ピークだった1992年の413億円の2割程度に落ち込んでいる。有田町では90年代半ばには300軒以上の陶磁器の店が並んだが、今では半減した。低価格輸入品の攻勢のほか、観光業の不振による業務用食器の需要減や、核家族化など生活スタイルの変化が苦境の背景にある。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて観光客は激減し、販路である百貨店も臨時休業したことで全国の産地の経営環境は厳しさを増している。(2022/12/20調査)

食器・生活用陶器の競合状況

ノリタケの食器事業、22年4~9月期は25%増収、営業赤字縮小
陶磁器製食器の国内市場は低迷し、大手食器メーカーは事業の立て直しを急いでいる。
「NARUMI」ブランドで知られる高級洋食器メーカーの鳴海製陶(名古屋市)は動物の骨灰などを混ぜて焼き上げる高級磁器「ボーンチャイナ」を国内で初めて量産に成功した。世界の高級ホテルと取引があり、海外市場に力を入れる。中国の都市部にある百貨店を中心に中国全土で売り込んでいる。(2022/12/20調査)

食器・生活用陶器の関連企業

鳴海製陶株式会社
陶磁器テーブルウェアの企画・開発・製造・販売や、超耐熱結晶化ガラスをはじめ、工業用材料を用いた企画・開発・製造・販売。

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