ペットフード・用品
ペットフード・用品の業界分類
ペットフード・用品の業界定義
ペットフード、ペット関連用品を製造、販売を行う。畜産・酪農用の飼料製造は除く。
ペットフード・用品の業界概要
ペット関連市場規模、21年度1兆6543億円
この業界はペットフード、ペット関連用品の製造・販売を行う企業が対象。矢野経済研究所によると、2020年度のペット関連の市場規模は小売金額ベースで前年度比3.4%増の1兆6242億円となった見込み。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、ペットと過ごす時間が増えて関連商品の需要が拡大した。21年度は同1.9%増の1兆6543億円になる見通し。富士経済によると、21年のペットフードの市場規模は前年比約5%増の4000億円。ドッグフードは減少したが、キャットフードやスナックが伸びた。
ペットフード協会によると、21年の犬の推計飼育頭数は前年比3.2%減の約710万6000頭。猫の推計飼育頭数は3.7%増の約894万6000頭だった。犬、猫合わせた飼育頭数は横ばいないし減少傾向で、ペットフード各社は機能や品質を充実した高価格商品の開発に力を入れている。また、ペットの平均寿命は21年で犬が14.65歳、猫が15.65歳で、10年に比べてそれぞれ0.78歳、1.30歳長くなった。各社は高齢ペット向けの商品・サービスを拡充している。(2023/01/11調査)
ペットフード協会によると、21年の犬の推計飼育頭数は前年比3.2%減の約710万6000頭。猫の推計飼育頭数は3.7%増の約894万6000頭だった。犬、猫合わせた飼育頭数は横ばいないし減少傾向で、ペットフード各社は機能や品質を充実した高価格商品の開発に力を入れている。また、ペットの平均寿命は21年で犬が14.65歳、猫が15.65歳で、10年に比べてそれぞれ0.78歳、1.30歳長くなった。各社は高齢ペット向けの商品・サービスを拡充している。(2023/01/11調査)
ペットフード・用品の市場動向
コロナ下で「おやつ代」が高額化
ペットフードはペットの高齢化に対応し、「13歳以上用」「15歳以上用」などシニア向けの高付加価値商品が発売され、需要を拡大している。犬種の体格や特徴にあわせて栄養素や素材を配合した犬種別も展開。猫用では性別に合わせたおやつを販売するメーカーも出てきた。スナック類ではデンタルケアをコンセプトにした商品が売り上げを伸ばしている。ペットフード市場の成熟化が進むなか、商品を細分化している。
今後は高価格で利益率が高いプレミアムフードの展開が続くとみられる。無添加やノンアレルギーなどさらなる差別化を強調したスーパープレミアムフード、プレミアムフードとエコノミーフードの中間的な準プレミアムフードなどの発売が予想される。(2023/01/11調査)
今後は高価格で利益率が高いプレミアムフードの展開が続くとみられる。無添加やノンアレルギーなどさらなる差別化を強調したスーパープレミアムフード、プレミアムフードとエコノミーフードの中間的な準プレミアムフードなどの発売が予想される。(2023/01/11調査)
ペットフード・用品の競合状況
アース製薬、東京・八重洲地下街にペット用品の直営店を出店、飼育相談も
ペットフードは減塩など健康志向を掲げた新製品を各社が発売し、需要を拡大した。ユニ・チャーム、マースジャパンリミテッド、ネスレ日本、日本ヒルズ・コルゲートなどが上位。日本経済新聞社が2019年11月に実施したキャットフードのバイヤー調査(スーパー57社が回答)によると、ブランド別評価で首位となったのはユニ・チャームの「銀のスプーン」、2位はマースジャパンリミテッドの「カルカン」だった。
ユニ・チャームは「銀のスプーン」のほか、犬用のドライ・ウエットタイプの「愛犬元気」などのブランドで有名。高齢犬用の製品を充実させている。(2023/01/11調査)
ユニ・チャームは「銀のスプーン」のほか、犬用のドライ・ウエットタイプの「愛犬元気」などのブランドで有名。高齢犬用の製品を充実させている。(2023/01/11調査)
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