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カジュアルウエア

カジュアルウエアの業界分類
カジュアルウエアの業界定義
カジュアルウエアを主体とした服飾品の企画、製造、卸売販売を行う。

カジュアルウエアの業界概要

21年の国内アパレル市場規模は7兆6000億円、前年比1.3%増
本業界はTシャツやセーター、ジーンズなどのカジュアルウエアを企画、製造・販売する。
カジュアルウエアに限らず衣料品を手掛ける企業は大企業から中小企業、個人事業主まで多岐にわたる。矢野経済研究所によると、2021年の国内アパレル小売りの市場規模は前年比1.3%増の7兆6105億円だった。新型コロナウイルス禍により同18.1%減と大幅に減少した20年をわずかに上回った。(2023/03/08調査)

カジュアルウエアの市場動向

国内ユニクロ、2月の既存店売上高は21.3%増、3カ月連続プラス
国内のカジュアルウエア市場は新型コロナウイルスの感染が拡大した20年以降、在宅勤務やリモート授業の拡大などで外出の機会が減り、おしゃれ着の需要が低迷した。21年に入っても夏以降、売り上げは低迷した。ユニクロの23年2月の国内既存店売上高は、前年同月に比べ21.3%増えた。前年実績を上回ったのは3カ月連続。2月後半から気温が上がり、太めのズボンやニットなど単価の高い春向けの外出着が好調だった。
カジュアルウエアの主力アイテムのジーンズのナショナルブランド(NB)メーカーは、ライトオンやジーンズメイトといったジーンズカジュアルショップにその売り上げの多くを依存してきたが、低価格商品にシェアを奪われ苦境が続いていた。ただ足元は消費マインドの好転で単価上昇の機運もある。(2023/03/08調査)

カジュアルウエアの競合状況

ファストリの22年9~11月期、14%の増収、中国事業は大幅減収
カジュアルウエア業界最大手のファーストリテイリングの2022年8月期の連結売上収益は前の期比8%増の2兆3011億円、営業利益は同19%増の2973億円。純利益は同61%増の2733億円と、2期連続で過去最高を更新した。円安で為替差益などが膨らみ、利益を約1100億円押し上げた。売り上げ全体の半分を占める海外ユニクロ事業は約20%の増収と好調だったが、国内ユニクロは新型コロナウイルス下の行動制限などが響き4%の減収だった。
22年9~11月期(連結)の売上収益は前年同期比14%増の7163億円、営業利益は同2%減の1170億円だった。国内ののユニクロ事業は秋冬物商品の約2割で価格を引き上げた効果で6%増収となった。一方、中国本土では新型コロナウイルス禍による行動制限の影響で最大247店舗が臨時休業して大幅な減収となった。(2023/03/08調査)

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