自動車部品(ライト・電装品)
自動車部品(ライト・電装品)の業界分類
自動車部品(ライト・電装品)の業界定義
ヘッドライト、標識灯、イグニッション・コイル、エンジン・プラグ等、自動車用の電装品や、計器・メーター類を製造する。ハーネス、コントロールケーブル、カーエアコンの製造を含む。カーナビ、カーオーディオの製造を除く。
自動車部品(ライト・電装品)の業界概要
日系メーカー、欧州・南米で低シェア
ヘッドランプやリアランプ、ハイマウントストップランプなどのランプ部品のほか、計器やメーターなどの自動車用電装品を製造、自動車メーカーに納入する。製造分のほとんどは自動車メーカーに向けて納入するため、最終消費者ではなく自動車メーカーが顧客となる。日本自動車部品工業会の出荷動向調査によると、2020年度の照明・計器など車体関係の電装品・電子部品の出荷額は2兆7109億円(前年度比14.0%減)、エンジン関係の電装品・電子部品の出荷額は2兆2494億円(同0.1%増)となっている。
カスタム製品など愛好家向けの市場はごくわずかながら存在しているが、大部分は新車向けとなっており、自動車メーカーの生産動向が大きく影響する。日本自動車工業会がまとめた21年の自動車生産台数(四輪車)は前年比2.7%減の784万台で、3年連続で減少した。(2023/01/18調査)
カスタム製品など愛好家向けの市場はごくわずかながら存在しているが、大部分は新車向けとなっており、自動車メーカーの生産動向が大きく影響する。日本自動車工業会がまとめた21年の自動車生産台数(四輪車)は前年比2.7%減の784万台で、3年連続で減少した。(2023/01/18調査)
自動車部品(ライト・電装品)の市場動向
主要車部品の世界市場、45年に38兆円超へ EV普及で59%増
自動運転の開発競争で焦点になってきたのが3次元レーザーレーダー「LiDAR(ライダー)」。レーザー光で自動車と物体との距離を正確に検知する。車載カメラ、ミリ波レーダーとあわせて自動運転向けセンサーの「三種の神器」と呼ばれる。矢野経済研究所によると、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転用センサーの世界市場規模は2025年には19年比で約1.8倍の2兆4808億円になる見通し。
トップを走るのが仏ヴァレオ。追いかけるのがドイツのメガサプライヤーやデンソーなど。小糸製作所もセンサー開発を手掛ける独ブリックフェルドと共同開発を進めている。米アップル出身者が設立した米Aeva(エヴァ)とニコンは21年8月、高精度のLiDAR開発で協業すると発表した。エヴァは21年1月にはデンソーとの共同開発も発表している。ソニーグループはLiDAR向け部品の量産を23年に開始する。(2023/01/18調査)
トップを走るのが仏ヴァレオ。追いかけるのがドイツのメガサプライヤーやデンソーなど。小糸製作所もセンサー開発を手掛ける独ブリックフェルドと共同開発を進めている。米アップル出身者が設立した米Aeva(エヴァ)とニコンは21年8月、高精度のLiDAR開発で協業すると発表した。エヴァは21年1月にはデンソーとの共同開発も発表している。ソニーグループはLiDAR向け部品の量産を23年に開始する。(2023/01/18調査)
自動車部品(ライト・電装品)の競合状況
住友電工、組み電線を分割生産
ランプの分野では小糸製作所が最大手。同社は2022年7月、23年3月期の連結純利益が前期比9%減の350億円になる見通しだと発表した。20%増の460億円と見込んでいた従来予想から一転減益となる。中国・上海のロックダウン(都市封鎖)の影響などで自動車メーカーの減産幅が想定より大きくなったことが響く。
2位のスタンレー電気は22年9月、ホンダと次世代ランプの共同開発で合意したと発表した。第三者割り当てで190億円相当の株式をホンダが引き受け、資本関係も強化する。スタンレーは市場での買い付けなどを通じて、ほぼ同額でホンダ株を取得する。スタンレーは20年12月に先進運転支援システム(ADAS)に対応する次世代ランプの制御システムなどで三菱電機と提携を発表している。自動運転など「CASE」への対応を迫られる中、基幹部品の共同開発を通じて、ホンダとの関係を深化させる。ホンダの持ち株比率は9.99%に高まる。ホンダはスタンレーの第2位の大株主。三菱電機はヘッドライトなどの駆動や配光を制御する製品で、世界で2割弱のシェアを持つ。(2023/01/18調査)
2位のスタンレー電気は22年9月、ホンダと次世代ランプの共同開発で合意したと発表した。第三者割り当てで190億円相当の株式をホンダが引き受け、資本関係も強化する。スタンレーは市場での買い付けなどを通じて、ほぼ同額でホンダ株を取得する。スタンレーは20年12月に先進運転支援システム(ADAS)に対応する次世代ランプの制御システムなどで三菱電機と提携を発表している。自動運転など「CASE」への対応を迫られる中、基幹部品の共同開発を通じて、ホンダとの関係を深化させる。ホンダの持ち株比率は9.99%に高まる。ホンダはスタンレーの第2位の大株主。三菱電機はヘッドライトなどの駆動や配光を制御する製品で、世界で2割弱のシェアを持つ。(2023/01/18調査)
自動車部品(ライト・電装品)の関連企業
日本特殊陶業株式会社
(1) スパークプラグおよび内燃機関用関連品の製造、販売
(2) ニューセラミックおよびその応用 商品の製造、販売、その他
住友電気工業株式会社
自動車関連事業
情報通信関連事業
エレクトロニクス関連事業
環境エネルギー関連事業
産業素材関連事業
サンデン株式会社
カーエアコン、カーエアコン用コンプレッサー、空調システムなどの開発、製造、販売
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