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電源・電源装置

電源・電源装置の業界分類
電源・電源装置の業界定義
電流値や電圧値、あるいは波形・周波数をコントロール・安定化し、各種電気機器に電力を供給する装置(インバータ、コンバータ等)を製造する。

電源・電源装置の業界概要

低消費電力化への期待高まる
電源装置や電源部品は、スイッチング電源とも表記される。コンセントやバッテリーから入力された電気を、機器に搭載する電子回路で使える電圧や電流に変換するモジュール(複合部品)である。従前は放熱量が多く、大型で重いリニア電源が使用されていたが、現在は半導体の高速スイッチング動作で電気を変換するスイッチング電源が市場の大半を占める。
スイッチング電源は、コンセントの交流(AC)を電子機器で使える直流(DC)にスイッチするAC-DCコンバーターと、機器内でDCの電圧を上下させて調整するDC-DCコンバーター、DCからACへの変換を行うインバーターなどがある。電源装置や電源部品の変換効率が家電や照明の省エネに直結することから、近年、性能面が注目され始めている。24時間通電状態のスイッチング電源には待機消費電力を極限まで減らすことが求められている。(2022/11/04調査)
業界レポートを閲覧することで、最新の業界動向・競合環境を簡単に理解・把握できます
日経業界分析レポートサンプル"
業界をイチから知るなら日経業界分析レポート 電源・電源装置日本経済新聞社・2022年9月8日公開・PDF 22P
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日経NEEDS業界解説レポートサンプル"
最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート 電源・電源装置日本経済新聞社・2022年11月11日公開・PDF
2,750

電源・電源装置の市場動向

エコカー向け研究・開発が加速
電源部品の主流であるスイッチング電源の日本メーカーによる市場は、薄型テレビなどの民生用機器が40%超、制御・計測・医療機器などの産業機器、コンピューターや事務機などが、それぞれ約25%。残りの約10%が通信機器となっている。民生用機器は最終製品の価格下落で採算が悪化しており、各社とも医療など産業機器向けを強化する。
スイッチング電源は、カタログに掲載される「標準電源」と、製品メーカーごとの要求仕様に合わせた「特注電源」の2種類に分けられる。全体の7割超が特注電源で、残りが標準電源だ。標準電源は各国・地域の安全仕様を満たす必要がある医療など産業用途で需要増が見込まれる。(2022/11/04調査)

電源・電源装置の競合状況

スイッチング電源、TDKとコーセルが首位を争う
TDKは電源製品が含まれるエナジー応用製品セグメントが全社売上高の5割を占め、電源製品製造は子会社のTDKラムダが担う。同セグメントの22年3月期売上高は、前の期比30.4%増の9653億4500万円。18年5月に世界最小レベルのDC-DCコンバーターを開発する米スタートアップ企業のファラデーセミを買収。放熱性を高めて体積を約4割削減したAC―DC電源製品の生産を始めた。TDKと東芝が共同出資する「TDKオートモーティブテクノロジーズ」(千葉県市川市)は、ハイブリッド自動車や電気自動車向けのインバーターの開発、製造、販売を行う。
標準電源生産に特化するコーセルはTDKとシェア首位を争う。中国・江蘇省無錫市の工場に6億円を投じて生産ラインを増設、中国での生産能力を6割高めた。22年5月期の連結売上高は前の期比3.9%増の280億7700万円、営業利益は同6.9%減の28億1100万円。世界的な半導体需要増で増収となったものの、部材コスト上昇が響いた。同社は製造ライン稼働の可視化率を、現在の4割から23年5月期末までに9割に高める。(2022/11/04調査)

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