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遺伝子検査・解析機器

遺伝子検査・解析機器の業界分類
遺伝子検査・解析機器の業界定義
染色体、DNAの分析、解析、検出の際に使用する機器装置を製造する。

遺伝子検査・解析機器の業界概要

次世代シーケンサー、機能絞り低価格で普及図る
遺伝子検査機器のうちDNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列を解読する装置がシーケンサー(塩基配列解読装置)。ヒトの全遺伝子情報(ゲノム)を読み取るヒトゲノムプロジェクトを成功に導いた。
現在の主流は2005年に登場した次世代シーケンサー。米国で2003年以降に、1人のヒトゲノムを1000ドル以下で解読できるようにすることを目標に、「1000ドル・ゲノムプロジェクト」が進められた。国が多額の研究費を出して研究を奨励したこともあり、米国ではベンチャー企業や研究機関がこの分野に多数参入した。(2022/11/03調査)
業界レポートを閲覧することで、最新の業界動向・競合環境を簡単に理解・把握できます
日経NEEDS業界解説レポートサンプル"
最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート 遺伝子検査・解析機器日本経済新聞社・2022年11月11日公開・PDF
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遺伝子検査・解析機器の市場動向

遺伝子の特徴把握、低価格解析サービスが拡大
特定の病気のヒトゲノムを数多く解析して正常な人のゲノムと比較することで、病気の原因になっている遺伝子の違いが分かる可能性がある。このため製薬会社やベンチャー企業が取り組む「ゲノム創薬」研究では、シーケンサーが必要不可欠になっている。
日本政府もゲノム医療を推進している。厚生労働省の専門家会議は18年、100種以上の遺伝子を一度に調べてがんの治療法を探る検査法(がん遺伝子パネル検査)を認めることを決めた。遺伝子をもとに最適な治療法を選ぶ「がんゲノム医療」の中核となる技術で、シスメックスと中外製薬の検査法が承認され、19年6月からは公的医療保険の適用対象となった。がんに関わる114~324種類の遺伝子の変化を一括で調べる。9月には、「がんゲノム医療」を全国で迅速に受けられるよう、34施設を「拠点病院」に指定した。それまで遺伝子検査を行えるのは、新薬開発や人材育成も行う拠点として整備された「中核拠点病院」の11施設のみだった。(2022/11/03調査)

遺伝子検査・解析機器の競合状況

米イルミナなど3社、遺伝子解析装置世界市場をほぼ独占
遺伝子解析装置ではスイスのロシュ、米イルミナ、2014年2月に米ライフテクノロジーズを136億ドルで買収した米サーモフィッシャーサイエンティフィックの3社の製品が世界市場をほぼ独占している。ロシュは19年2月、遺伝子治療薬を手がける米スパーク・セラピューティクスを買収で合意した。買収額は43億ドル(約4750億円)。
国内企業では、東芝が14年、日本人のゲノム(全遺伝子情報)を安価に解析するチップ「ジャポニカアレイ」を使った研究機関向けサービスを始めた。同チップは東芝と東北大学が共同開発、対象を日本人に絞り、30億個の塩基配列のうち67.5万個を調べればゲノム全体を解析できる。1人分の塩基配列を読み取る費用は2万円程度ですむ。19年5月には、「ジャポニカアレイ」によるゲノムデータの収集開始を決定した。国内グループ従業員の希望者を対象に、ゲノムデータや複数年の健康診断結果等を含む数万人規模のデータベースを構築する。19年10月からは、東北大学東北メディカル・メガバンク機構が「ジャポニカアレイ 」を使った遺伝子解析サービスを始めた。(2022/11/03調査)

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