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金属プレス製品

金属プレス製品の業界分類
金属プレス製品の業界定義
金属を原料とし、打抜き、プレス加工された製品を製造する。
ビジネステーマ
ICトレー

金属プレス製品の業界概要

大手ほど金型製作を兼業 19年出荷額は1兆3834億円(工業統計)
金型を用いて金属板をプレスマシンで強圧、せん断、曲げ、成形、絞りなどの加工を施す。金属プレス加工の特徴は、肉厚の薄い板材加工に適し、大量生産に向くことである。一般的な生産工程は、金型製作工程→プレス工程(抜き加工、曲げ加工、絞り加工)→溶接工程→仕上げ・組み立て工程→表面処理工程、から成る。
このうち溶接工程以降が二次加工工程に属し、受注内容によって異なる。プレス機械を用いて棒状素材からボルト・ナットや自動車用機構部品などを製造する方法を圧造(プレス鍛造)と呼ぶ。鍛造の一種だが、主に衝撃力で成形する鍛造に対して、圧造では加重により成形するため、材料内部にまで力が加わり、強度に優れた製品が得られる。貨幣やメダルのように板材の表面に凹凸の模様をつける加工は「圧印加工」と呼ばれる。(2022/12/14調査)
業界レポートを閲覧することで、最新の業界動向・競合環境を簡単に理解・把握できます
日経NEEDS業界解説レポートサンプル"
最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート 金属プレス製品2022年12月20日 PDF

金属プレス製品の市場動向

1~9月の金型生産額は5%増、プレス型が伸びる
日本標準産業分類によると、金属プレス製品には自動車車体部品製造業(アルミ・同合金以外のスタンプ・プレス製品)、機械部分品製造業、金属プレス業、王冠製造業、台所用品製造業、医療器具製造業、打ち抜きプレス加工製品製造業などがある。
金属プレス製品の主要需要先である自動車(全需要の8割を占める)、電気・通信機器業界は競って生産拠点の海外移転と部品の現地調達率向上に努めている。こうした傾向は海外展開力に欠ける中小業者の多い金属プレス業者には痛手となる。これまで高品質の部品製造を苦手としてきたアジア諸国の金属プレス製品が急速に質の高い製品を供給し始めているのも脅威。(2022/12/14調査)

金属プレス製品の競合状況

山王の今期は増収減益予想
自動車用途が多いことから、金属プレス製品の大手事業者の大半は自動車部品メーカーである。トヨタ系の高木製作所(名古屋市)、日産系のユニプレス、ホンダ系で日立造船傘下エイチアンドエフとエイチワン、エフテック、マツダ系のワイテック、ヒロテック、三菱自工系のヒルタ工業(岡山県笠岡市)、自動車以外の大手としてサンコー(長野県塩尻市)などが挙げられる。
ユニプレスは15年5月に、新日鉄住金(現日本製鉄)と資本・業務提携。超ハイテン材を活用し、車体プレス部品、トランスミッション部品の軽量化、高機能化を目指す。ユニプレスは日本製鉄への株式譲渡で調達する資金を元手に、国内で自動車のモデルチェンジに対応するため約30億円を投じて生産設備を増強、海外生産拠点増強にも活用する。21年10月、17年から自動車メーカーへの拡販を協働で進めてきたメタルテック(愛知県小牧市)が実施する第三者割当増資を引き受け、同社と資本提携した。22年3月期は、売上高が前の期比8.5%増の2544億5000万円、営業損益が75億9300万円の損失(前の期は113億3000万円の損失)。(2022/12/14調査)

金属プレス製品の関連企業

旭精機工業株式会社
精密金属加工品・プレス機械・ばね機械・自動機/専用機・航空機部品・銃弾等の製造および販売
日本タングステン株式会社
1.タングステン、モリブデン、その他の金属の精製、加工ならびに販売 2.ファインセラミックその他窯業製品の製造ならびに販売 3.産業用機械装...

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