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伸銅・銅鋼

伸銅・銅鋼の業界分類
伸銅・銅鋼の業界定義
銅及び銅合金を加工し、板、管、棒、線状、箔状の製品を製造する。
ビジネステーマ
水栓金具

伸銅・銅鋼の業界概要

新規需要の代表格がEV 19年の出荷額は8379億円(工業統計)
伸銅品とは銅および銅に亜鉛を加えた黄銅(しんちゅう)、錫およびリンを加えたリン青銅、ニッケルおよび亜鉛を加えた洋白などの銅合金を溶解、鋳造、圧延、引き抜き、鍛造などの熱間又は冷間加工によって板(平らな形状の製品)、条(コイル状に巻かれた形状の製品)、管(中が中空の形状の製品)、棒、線などの形状に加工した製品の総称である。
販売先は電機メーカーや電子部品メーカーなどが多い。経済産業省の公表した2019年実績の工業統計・産業別統計表によると、伸銅品製造業者(従業者4人以上)は147事業所、出荷額は8379億円。同品目別統計表によると、銅伸銅品が87事業所、4131億円。黄銅伸銅品が90事業所、2287億円。青銅伸銅品が12事業所、308億円。その他の伸銅品が17事業所、679億円など。(2023/01/24調査)
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最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート 伸銅・銅鋼2023年1月31日 PDF

伸銅・銅鋼の市場動向

22年の生産量は3.4%減、23年は3.7%増見込む 伸銅協会
日本伸銅協会によると、22年の伸銅品生産量(速報)は74万7677トンと前年比3.4%減った。ゼロコロナ政策を実施した中国向けを中心に、スマホやデジタル家電関連の需要が落ち込んだ。品種別では、スマホ部品向けに使われる青銅板条が12.9%の大幅減。パソコンなど巣ごもり需要の一巡も響いた。デジタル家電向けが主用途の黄銅条は7.3%減。車載用半導体などに使われる銅条は1.1%減。自動車関連は在庫調整が進んだコネクター向けなどの需要が回復した。23年の生産量は3.7%増の77万5000トンを見込む。中国は足元で新型コロナ感染拡大の影響が出ているものの、スマホ向けの需要が戻るのでは、という期待の声が出ている。
低迷の続く銅管事業からの撤退が相次いでいる。古河電気工業、神戸製鋼所、三菱マテリアルの3社は19年後半以降、銅管事業の株式を国内投資ファンドに売却すべく検討を進めたが、折からのコロナ禍に遭遇して経営環境が激変。売却交渉が難航した。古河電工は20年半ばに、当初予定より9カ月遅れでタイ子会社の同事業と共に日本産業パートナーズ(JIP)への株式売却を完了。(2023/01/24調査)

伸銅・銅鋼の競合状況

DOWAの今期予想、自動車・情報通信とも振るわず
伸銅品は銅条や銅管、黄銅棒など品目別に市場が細かく分かれている。大企業が伸銅品事業を部門の一部で手掛けているケースもあり、決算情報が明らかになっていない場合も多いのが実情。
三菱伸銅の親会社、三菱マテリアルの22年3月期は、銅加工品事業が自動車向けなどで伸びた。伸銅品販売量は22%増。23年3月期は増収減益を予想。(2023/01/24調査)

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