単圧(鋼管・鋼板・棒鋼)
単圧(鋼管・鋼板・棒鋼)の業界分類
単圧(鋼管・鋼板・棒鋼)の業界定義
粗鋼生産は行わず、圧延により鋼管、鋼板等を製造する。
単圧(鋼管・鋼板・棒鋼)の業界概要
単圧メーカーの大半は表面処理鋼メーカー 19年鋼管出荷額は6435億円(工業統計)
製鉄の工程は大きく上工程(高炉・電気炉)と下工程(スラブ等を圧延してそれぞれの最終製品を作る)に分かれる。
巨大な高炉に鉄鉱石、コークスを投入し、熱風を吹き込むことで鉄鉱石から鉄分(銑鉄)を取り出す。連続鋳造設備から生み出された半製品の鋼片(スラブ、ビレット、ブルーム)を圧延してそれぞれの製品(熱延工場→熱延鋼板=建設資材向け、冷延鋼板=自動車やサッシ、構造部の補強材、亜鉛メッキ鋼板=屋根や内装用、小径管工場→熱間溶接鋼管、形鋼工場→溶接H型鋼、厚板工場→厚板、大径管工場→鋼管、大形工場→H形鋼=ビルの骨組み、鋼矢板等)にしてゆく。(2023/01/06調査)
巨大な高炉に鉄鉱石、コークスを投入し、熱風を吹き込むことで鉄鉱石から鉄分(銑鉄)を取り出す。連続鋳造設備から生み出された半製品の鋼片(スラブ、ビレット、ブルーム)を圧延してそれぞれの製品(熱延工場→熱延鋼板=建設資材向け、冷延鋼板=自動車やサッシ、構造部の補強材、亜鉛メッキ鋼板=屋根や内装用、小径管工場→熱間溶接鋼管、形鋼工場→溶接H型鋼、厚板工場→厚板、大径管工場→鋼管、大形工場→H形鋼=ビルの骨組み、鋼矢板等)にしてゆく。(2023/01/06調査)
単圧(鋼管・鋼板・棒鋼)の市場動向
JFE、米に建材用鋼板設備
銑鋼一貫メーカーとしての地位を守り続けてきた高炉メーカーにも、経営転換の動きが具体化してきた。日本製鉄は薄板事業では、日鉄日新製鋼・堺工場の薄板ライン(亜鉛メッキなど)の一部を20年度末に休止。名古屋工場の厚板ラインを22年下期をめどの休止、鹿島・君津・大分の厚板工場に生産を集約する。将来的に収益回復の見込めないチタン事業については撤退を決定。
神戸製鋼所は20年4月、完全子会社のコベルコ鋼管(下関市)の全株式を丸一鋼管に譲渡した。譲渡額は約138億円。神戸製鋼は鋼管向けの原材料供給は続けるが、製品事業からは撤退、自動車向けなどの注力分野に経営資源を振り向ける。(2023/01/06調査)
神戸製鋼所は20年4月、完全子会社のコベルコ鋼管(下関市)の全株式を丸一鋼管に譲渡した。譲渡額は約138億円。神戸製鋼は鋼管向けの原材料供給は続けるが、製品事業からは撤退、自動車向けなどの注力分野に経営資源を振り向ける。(2023/01/06調査)
単圧(鋼管・鋼板・棒鋼)の競合状況
淀川製鋼所の今期、値上げ効果見込む
単圧メーカーは製鋼工程を持たず、高炉メーカーや電炉メーカーから鋼片(半製品)を購入し、鋼材製品(1次製品)を製造する。表面処理鋼材製造業の多くが大手鉄鋼メーカーの子会社であるのと対照的に、資本面等で独自路線を歩む例が多い。
淀川製鋼所は屋根材等の建材向けのカラー塗装鋼板やメッキ鋼板を主に扱う。屋根・壁材や物置の認知度が高い(通称「ヨドコウ」)。22年3月期の鋼板事業の業績は増収増益。主に建築需要が堅調なことから、特にひも付き(特定需要家向け)販売が増加した。23年3月期は見通しを公表していないが、鋼板関連の値上げ効果が見込める。(2023/01/06調査)
淀川製鋼所は屋根材等の建材向けのカラー塗装鋼板やメッキ鋼板を主に扱う。屋根・壁材や物置の認知度が高い(通称「ヨドコウ」)。22年3月期の鋼板事業の業績は増収増益。主に建築需要が堅調なことから、特にひも付き(特定需要家向け)販売が増加した。23年3月期は見通しを公表していないが、鋼板関連の値上げ効果が見込める。(2023/01/06調査)
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