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セラミックス・ファインセラミックス

セラミックス・ファインセラミックスの業界分類
セラミックス・ファインセラミックスの業界定義
主に工業製品の素材として使用されるセラミックスを製造する。

セラミックス・ファインセラミックスの業界概要

工業製品3大材料のひとつ、日本のシェアは4割
セラミックス、ファインセラミックスは主に工業製品の素材として使用され、「金属」「有機(高分子)」と並ぶ3大材料の一つになる。セラミックスは粘土や石灰石などの天然素材で製造する。それに対して、ファインセラミックスは主に人工的な材料(無機の固形粉末)を用いる。セラミックスには硬いが破損しやすい弱点があったが、ファインセラミックスは人工的な高純度の材料を使うことで、こうした弱点を補えるようになった。
ファインセラミックスは材料によって様々な特性を得られ、用途が異なる。例えばアルミの酸化物であるアルミナは、ファインセラミックスの代表として広く利用される材料で、電子部品や人工骨に使われている。ジルコニアは最も強度があり、刃物などに使用される。チタン酸バリウムは高い誘電率を持ち、電気をためる性質に優れるため、主にコンデンサーに使われる。フェライトは透磁率が高く、電気抵抗と耐摩耗性が大きいため磁気ヘッドや高周波用磁芯として利用されている。(2022/12/06調査)
業界レポートを閲覧することで、最新の業界動向・競合環境を簡単に理解・把握できます
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最近の動きをまとめて知るなら日経NEEDS業界解説レポート セラミックス・ファインセラミックス2022年12月12日 PDF

セラミックス・ファインセラミックスの市場動向

重要分野はバイオニック、情報通信、エネルギー・環境
日本ファインセラミックス協会(JFCA)によると、ファインセラミックスの国内用途は、電子・電子機器・産業用など小型・軽量のものが中心となっている。日本製で他国の追随を許さないのが、セラミックコンデンサーや圧電フィルター発振子、自動車用センサーといったスマートフォン(スマホ)や自動車の電子部品向け。こうした製品は技術的な側面から参入障壁が高い。セラミックコンデンサーや電子セラミックスでは汎用品を中心に韓国や中国メーカーの競争力が向上し、日本企業のシェアがわずかに低下する場面もあったが、回復傾向にある。
日本市場の弱点は電子部品向けに偏っていること。米国のような防衛や医療などへの用途の広がりに欠けるため、それらの分野からの革新的な技術開発は期待しにくい。(2022/12/06調査)

セラミックス・ファインセラミックスの競合状況

村田製作所、セラミック原料の新会社設立
日本でファインセラミックスを扱う大手は村田製作所、京セラ、日本ガイシ、TDKなどである。
村田製作所はセラミック材料のコンデンサーで世界シェア約4割とトップシェアを誇る。電子部品の需要が大きいため、工場の増設に積極的だ。2021年1月に岡山村田製作所(岡山県瀬戸内市)で積層セラミックコンデンサー(MLCC)の材料となるチタン酸バリウムなどのセラミック原料を生産する新棟を竣工した。石原産業とは23年春ごろの予定で、チタン酸バリウムを製造する共同出資会社を設立する。これまで石原産業子会社の富士チタン工業(大阪市)から原料を購入してきたが、安定した原料調達につなげる。(2022/12/06調査)

セラミックス・ファインセラミックスの関連企業

日本碍子株式会社
がいしなど電力関連機器、産業用セラミックス製品、特殊金属製品の製造販売及びプラントエンジニアリング事業

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