接着剤
接着剤の業界分類
接着剤の業界定義
接着剤、粘着剤及び粘着テープ等を製造する。
接着剤の業界概要
多くの産業に不可欠な機能性化学品 19年出荷額は3806億円(工業統計)
接着剤はネジや溶接と並ぶ一般的な接合方法で、モノづくりを支える基本的な技術の1つである。以前は、一般民生分野や土木・建築分野での利用が主だったが、自動車、電子・電気製品、精密機器、航空宇宙といった分野まで利用が拡大、多くの産業に不可欠な機能性化学品となった。
塗布タイプの接着剤は、圧着され、その後硬化して初めて接着力を発揮する。液体から固体への変化の状態に応じて、大きく3つに分類される。(2023/01/16調査)
塗布タイプの接着剤は、圧着され、その後硬化して初めて接着力を発揮する。液体から固体への変化の状態に応じて、大きく3つに分類される。(2023/01/16調査)
接着剤の市場動向
21年出荷量は合板向け11.4%増、包装向け15.1%増等伸びる
日本接着剤工業会によると、接着剤出荷量の過去の推移は、15年4.7%増、16年2.4%増、17年3.3%増と3年連続で増加。18年は4.5%減と落ち込み、19年は0.6%の微減。20年も9.9%減と3年連続で減少した。
21年出荷量を主要用途別にみると、ボリュームの大きい合板向けが11.4%増の20万2162トン、建築向け(現場施工用)が1.1%増の10万9613トン、包装向けが15.1%増の9万2283トン、電機向けが10.8%増の4万3924トン、自動車向けが15.5%減の4万8トンなど。(2023/01/16調査)
21年出荷量を主要用途別にみると、ボリュームの大きい合板向けが11.4%増の20万2162トン、建築向け(現場施工用)が1.1%増の10万9613トン、包装向けが15.1%増の9万2283トン、電機向けが10.8%増の4万3924トン、自動車向けが15.5%減の4万8トンなど。(2023/01/16調査)
接着剤の競合状況
アイカ工業の今期、施工用・集成材用途が好調
業界プレーヤーを見ると化学メーカーが事業の一部としているケースと、接着剤をほぼ専業としているケースがある。いずれも大手企業は少なく、中堅・中小企業が中心となった産業構造である。
主要企業の22年3月期業績などは以下の通り。(2023/01/16調査)
主要企業の22年3月期業績などは以下の通り。(2023/01/16調査)
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