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紙・プラ再生、脱「燃え恥」 日本製紙系や古河電工

2021年9月19日 日本経済新聞電子版 3276文字
 燃やしていた紙やプラスチックを再生する事業を、日本製紙や古河電気工業が新たな収益源に位置づける。国内では焼却時の熱を利用する「サーマルリサイクル」という名の下に、積極的に燃やしてきた。だが気候変動対策への高まりから燃やす処理に疑義が出ている。温暖化ガスを大量に出す飛行機の利用で、環境破壊に残り3126文字