NIKKEI COMPASS
Question

三洋化成、溶解速度制御できる肥料被覆材 27年度実用

2022年12月27日 NIKKEI Tech Foresight 424文字
 三洋化成工業は、非食用米由来の生分解性樹脂を用いた肥料被覆材を開発した。残存による土壌汚染や河川・海洋への流出による水質汚染の問題がない。2027年の実用化を目指して、実証検証を進める。  開発した被覆材は、肥料成分の表面を覆うようにして用いる。界面制御技術によって、肥料成分の溶解速度を制御残り274文字