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三菱自、北米最高益に潜む課題 ASEAN特化の本気度は山中博文

 三菱自動車の安定成長が見通しにくくなっている。2023年3月期は最高益を見込むが、販売関連費用の低さや円安による北米好調という一過性の面があるからだ。北米では現地工場を持たない同社に法律面の逆風も吹く。持続的に利益を伸ばすには全方位戦略を改め、ASEAN(東南アジア)特化を一段と強められるかがカギ
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