NIKKEI COMPASS

エムスリー、コロナ一服で時価総額が半減(記者の目)

2022年11月18日 日経産業新聞 2107文字
 高効率経営を続けるエムスリーが、成長の踊り場を迎えている。主力の製薬会社の医薬情報担当者(MR)向け営業支援事業の成長が、新型コロナウイルス特需の一巡で鈍っているためだ。かつて7兆円を超えた時価総額は、足元では3兆円前後となっている。市場の関心は、コロナ後も成長を持続できるのかに向かっている。  残り1957文字
ビジネスレポート一覧を見る
日経テレコンで閲覧