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18年度日本の卸売業調査(第48回)――食品、物流費で薄利吹き飛ぶ、増収でも2年連続営業減益、健康志向のPBに活路。

 2018年度の食品卸の売上高は前年度を1・8%上回った。食品の取り扱いを増やしているドラッグストアやコンビニとの取引が増えていることなどが影響した。一方で営業利益は3・1%減で2年連続でマイナスとなった。人手不足でトラック運転手の確保が難しくなっており、物流費の高騰が減益要因となった。  業績が比
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