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広洋水産会長落合昭司氏――豊漁で経営軌道に乗る、創業時のばくちで勝利(転機)

1998年9月1日 日経産業新聞 769文字
 二十三年前、大洋漁業(現マルハ)の営業所長として釧路に赴任。その四年後、道東の水産加工場を集約し、独立させた広洋水産の事実上のトップを任された。新会社に残った社員は、北海道を離れられない中高年層ばかりで、ほかに行き場はない。石にかじりついてでも会社を存続させるのが私の使命だと感じた。  当時は、新残り619文字
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