神奈川県（１０）伝統ブランドに新しい色（産業人国記）

1987年1月31日日経産業新聞 1648文字

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　ハイテク関連の若い企業が芽吹く一方で、神奈川県には伝統的な地場産業が数多く、独自のブランドに一層の磨きをかけている。　「横浜のシューマイ」で売り込んだ崎陽軒は今年創業七十九年。社長の野並豊（６４）は、父の故・茂吉から昭和四十年に引き継いだ後、真空パックの開発で販路を全国に拡大。さらにレストラン分…