国内勢、海外中長期債を4週連続で買い越し 買越額1兆1524億円 7~13日 8月18日 財務省が18日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、国内投資家は7~13日に海外の中長期債を4週連続で買い越した。買越額は1兆1524億円。米国のインフレ圧力の弱まりが意識され、海外金利の先高観が後退したとの見方を背景にした買いが広がった。 国内投資家による海外株式への投資は2週連続の売り越しとなった。売越額は2348億円だった。米株相場が強含んだ場面で 国内勢、海外中長期債を4週連続で買い越し 買越額1兆1524億円 7~13日
頑迷な日銀と株式市場の粘り腰(澤上篤人) 日経マネー連載 株式投資 日経マネー 増やす 8月18日 日銀は7月下旬の金融政策決定会合でも、大規模な金融緩和策の維持を決めた。 6月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.2%の上昇となった。上昇率は3カ月連続で2%を超え、日銀の黒田東彦総裁が2013年3月の就任当初から掲げてきた2%のインフレ目標は達成された。 また、世界的にインフレ圧力は高まっており、日米金利差の拡大による円安の進行は輸入物価を押し上げる 頑迷な日銀と株式市場の粘り腰(澤上篤人)
音声で学ぶデビットカード 現金に近い使い勝手 マネーのとびら キャッシュレス コラム 8月18日 日経ポッドキャスト「マネーのとびら」、今回のテーマは「デビットカード」です。キャッシュレス決済の手段の一つで、最近改めて注目されています。どこが便利で、何に気を付けて使ったらよいのか、米国出身タレントのREINAさんと一緒に音声で学んでいきましょう。解説は日本経済新聞マネーのまなび面の長岡良幸デスクです。 日銀の統計によると、2021年度のデビットカードの決済額は3年前の約2倍に増えています。カ 音声で学ぶデビットカード 現金に近い使い勝手
国債の予想変動率、2カ月ぶり低水準 緩和縮小観測後退 為替・金利 8月17日 日本国債の予想変動率が2カ月ぶりの低水準で推移している。米国など海外の金利が一時と比べると下がっているほか、日銀が金融緩和を縮小するという観測が大きく後退したためだ。日本の長期金利は当面狭い範囲で動くという見方が強まっている。 日本国債の予想変動率を示す「S&P/JPX日本国債VIX指数」は足元で2.2台と6月上旬以来の低水準となっている。同指数は長期国債先物オプション取引の価格をもとに 国債の予想変動率、2カ月ぶり低水準 緩和縮小観測後退
日銀の資金供給量、10年ぶり前年割れも コロナ対応縮小 金融政策 8月17日 日銀が世の中に供給するマネーの伸びが鈍化している。新型コロナウイルス対策で導入した資金繰り支援が縮小され、金融機関から資金の返済が進んでいるためだ。資金供給量は8~9月にも2012年4月以来約10年ぶりに前年割れに転じる可能性がある。13年4月に始まった異次元緩和下で資金供給量の伸びを重視してきた政策運営は転換点を迎えている。 日銀は国債の買い入れなどを通じて市場に資金を供給している。資金供給量 日銀の資金供給量、10年ぶり前年割れも コロナ対応縮小
債券15時 長期金利、0.180%に上昇 超長期債は買い優勢 債券・短期概況 長期金利 為替・金利 8月17日更新 17日の国内債券市場で長期金利は上昇(債券価格は下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは午後に一段と上昇し、前日比0.015%高い0.180%をつけた。日本時間17日の取引で米長期金利が上昇した。日銀が17日実施した定例の国債買い入れオペ(公開市場操作)のうち、1本で結果が「弱め」と受け止められたことも重なり、長期債に売り圧力がかかった。 日銀が実施した3本の国債買い入れオペのうち、残存 債券15時 長期金利、0.180%に上昇 超長期債は買い優勢
債券12時50分 先物、安値圏で推移 日銀オペ結果は「弱め」 債券・短期概況 長期金利 為替・金利 8月17日 17日午後の国内債券市場で、債券先物相場は安値圏で推移している。中心限月である9月物は前日比18銭安の150円43銭と、午前の終値を6銭下回る水準で午後の取引を始めた。その後、150円42銭ときょうここまでの安値をつけた。日銀が17日実施した入札方式による定例の国債買い入れオペ(公開市場操作)のうち、残存期間「5年超10年以下」の結果を受けて債券先物にも売り圧力がかかった。 日銀は17日、3本の 債券12時50分 先物、安値圏で推移 日銀オペ結果は「弱め」
債券11時 長期金利、0.175%に上昇 超長期債は買われる 債券・短期概況 長期金利 為替・金利 8月17日 17日午前の国内債券市場で長期金利は上昇(債券価格は下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.010%高い0.175%で取引された。7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えて16日の米金利が上昇したの伴い、国内長期債にも売り圧力がかかった。 超長期債には買いが優勢だった。新発20年債利回りは前日比0.005%低い0.755%、新発30年債利回りは同0.01 債券11時 長期金利、0.175%に上昇 超長期債は買われる
NY円、反落 1ドル=134円20~30銭で終了 米長期金利上昇受け円売り 為替概況 為替・金利 8月17日 【NQNニューヨーク=横内理恵】16日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比95銭円安・ドル高の1ドル=134円20~30銭で取引を終えた。米長期金利が上昇した場面で、日米金利差の拡大を手がかりとした円売り・ドル買いが優勢になった。 米長期金利が前日終値の2.79%から一時、2.8%台後半に上昇した。17日公表される7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がタカ派姿勢を示 NY円、反落 1ドル=134円20~30銭で終了 米長期金利上昇受け円売り
みずほ銀行にマイナス金利適用 運用難で日銀当座預金増 特報 Think! 金融政策 8月17日更新 みずほ銀行が日銀に預けている当座預金の一部にマイナス金利が適用されたことが分かった。メガバンクでは半年ぶり。日銀のマイナス金利政策では、各行ごとに決められた一定額以上にのみマイナス金利がかかる。日銀の金融緩和で運用難が強まるなか、みずほ銀行は市場での運用を減らし、日銀に預け入れる資金を増やしたため、マイナス金利が課されることになった。 日銀はもともと、銀行がマイナス金利を避けるために投融資を積極 みずほ銀行にマイナス金利適用 運用難で日銀当座預金増