豊田合成、インド子会社を集約 重点市場でスピード経営 2月4日 豊田合成はインドの関連会社を経営統合する。子会社の「豊田合成ミンダインディア」が、豊田合成の持ち分法適用会社「ミンダTGラバー」を今年12月にも吸収合併する。重点市場と位置づけるインドで事業を集約し、経営判断のスピードを高める。ミンダTGラバーはゴム製のブレーキ部品を製造しており、今後は豊田合成ミンダイン 豊田合成、インド子会社を集約 重点市場でスピード経営
トヨタ系主要8社、今期業績上方修正 米中で車生産回復 企業決算 新型コロナ 業績ニュース 中部 エレクトロニクス 企業業績・財務 自動車・機械 環境エネ・素材 2月2日 トヨタ自動車グループ主要8社の業績回復が鮮明だ。2日、2020年4~12月期の連結決算とともにデンソーやアイシン精機など全8社が21年3月期の業績見通しを上方修正した。20年秋を底に、米中を中心に自動車生産が回復傾向にあることなどを反映した。新型コロナウイルスの逆風をきっかけとした収益の強化策も寄与した。 8社のうちデンソー、豊田自動織機、アイシン、ジェイテクト、トヨタ紡織、豊田合成が売上高、最 トヨタ系主要8社、今期業績上方修正 米中で車生産回復
トヨタ系8社の10~12月期、7社が前年超え 中国好調で 地域総合 愛知 企業業績・財務 自動車・機械 2月2日 トヨタ自動車グループ主要8社の収益が回復している。車生産の復調を受け2020年10~12月期(第3四半期)の連結純利益は愛知製鋼を除く7社が新型コロナウイルス禍前の前年同期を上回った。21年3月期通期は7社が最終損益の予想を引き上げた。 トヨタの生産は20年5月に前年同月比でほぼ半減して以降、秋口からほぼ正常化している。12月の世界販売は過去最高だった。8社への恩恵は大きく10~12月期は全社が トヨタ系8社の10~12月期、7社が前年超え 中国好調で
豊田合成、宮城・大衡に新工場 22年夏稼働 東北 サービス・食品 自動車・機械 宮城 1月29日 豊田合成は29日、宮城県大衡村に新工場を建設すると発表した。自動車のフロント部分に装着する「ラジエーターグリル」などの内外装部品を生産する。4月に着工し、2022年夏ごろから生産を始める予定だ。 同日、県庁で建設に関する協定の締結式が開かれた。村井嘉浩知事は「大変喜ばしい。宮城の自動車関連産業の発展につながる」と期待を寄せた。リモートで参加した豊田合成の小山享社長は「東北は大事な地域。(工場建設 豊田合成、宮城・大衡に新工場 22年夏稼働
トヨタグループ、三菱重工などの人員数百人受け入れ 自動車・機械 1月23日 ■コロナ感染拡大で航空部品各社は需要低迷が長期化 ■自動車産業は新車需要の回復に対応する ■製造業にも業種の垣根をこえた人員融通の動き広がる トヨタグループ、三菱重工などの人員数百人受け入れ
日本精工、家電用軸受けの生産倍増 800億円投資 エレクトロニクス 自動車・機械 1月20日 自動車部品大手の日本精工が家電用の部品を増産する。高級家電などに使う小型のベアリング(軸受け)に今後4年間で約800億円を投じ、現在よりも生産能力を倍増させる。「脱炭素」の流れを受けて軸受けを多用するガソリン車向けの需要が今後減ると見て、新たな収益源の確保を急ぐ。自動車で進む電動化が部品業界にも構造転換を迫り始めた。 軸受けは歯車など回転する機械の動きを滑らかにする効果がある。日本精工は国内最大 日本精工、家電用軸受けの生産倍増 800億円投資
ESG情報開示、5年目の成果と課題 マーケットニュース 株式 1月20日 2020年11月、リコーの4年越しの取り組みに大きな成果があった。 世界の代表的なESG(環境・社会・企業統治)関連指数の1つ、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)」のワールドインデックスは、組み入れ社数が世界で約320と狭き門だ。リコーは「主要ESG評価のトップ評価獲得」を掲げ、世界の同業種内で2位のスコアを獲得した。 17年には再生エネルギーの使用率100%を目指す ESG情報開示、5年目の成果と課題
小山享豊田合成社長「水素タンク商用車展開も」 1月12日 「電動化などのCASEやデジタル化で失われる領域もあるが、付加価値を上げるチャンスに変える。環境重視の流れは当社にとっても追い風だ。プラスに捉えているがのんびりとしていてはダメで、スピード感がポイントになる」 「完成車メーカーが電気自動車(EV)やハイブリッド車など動力源に合わせて外装でも特徴を出したい場合、当社は加色技術や発光ダイオード(LED)のエンブレムでよりEVらしい見た目を表現できる。 小山享豊田合成社長「水素タンク商用車展開も」
重工業・車部品トップ、21年の戦略を語る IHI・豊田合成 日経産業新聞 コラム 自動車・機械 環境エネ・素材 1月7日 世界的な脱炭素の流れをとらえ、重工業や自動車関連企業が技術開発や事業化を急いでいる。IHIは強みを持つ水素の輸送技術などを基盤とし、豊田合成は燃料電池車(FCV)向けの水素タンクなどの技術を磨く。両社のトップに今後の展望を聞いた。 IHI井手博社長「水素、参入多いほどいい」 ――新たな中期経営計画で2022年度に営業利益率8%以上(20年度見通しは同1.7%)を目標とする、高い目標を掲げました。 重工業・車部品トップ、21年の戦略を語る IHI・豊田合成
コロナ禍克服、環境・デジタルへ投資 中部企業トップ 岐阜 三重 愛知 中部 1月4日 中部地方の多くの企業、自治体で2021年の仕事始めとなった4日、経営者らが年頭所感を表明した。新型コロナウイルス禍の克服とともに、新たな成長に向けて環境対応やデジタル分野に一段と力を入れたいという声が目立った。 新型コロナの新規感染者数は年末年始にさらに増え、愛知県や岐阜県では飲食店への時短・休業要請が続く。名古屋商工会議所の山本亜土会頭は「厳しい経済情勢の長期化が予想され、倒産や廃業が急増する コロナ禍克服、環境・デジタルへ投資 中部企業トップ