「三菱の名門」マテリアル、長引く業績低迷 ROIC低く 記者の目 企業業績・財務 環境エネ・素材 6月29日 資源高で最高益となる非鉄大手が相次ぐなか、国内最大手の三菱マテリアルの業績が振るわない。2022年3月期の連結純利益は前の期比84%増の450億円と、最高益だった08年3月期(742億円)の6割の水準だ。たびたびリストラを迫られ、09年3月期から14年間の売上高純利益率は平均1%にとどまる。三菱グループの名門の一つとされたが浮上のきっかけを見つけられずにいる。 同社は鉱山開発から金属地金を作る製 「三菱の名門」マテリアル、長引く業績低迷 ROIC低く
神戸製鋼、中国で建機生産を半分に 2会社を1つに 環境エネ・素材 6月24日 神戸製鋼所は24日、完全子会社のコベルコ建機が中国での建機生産量を年1万500台から5500台に半減すると発表した。中国国内向けの油圧ショベルを生産する生産子会社の杭州神鋼建設機械(浙江省杭州市)を神鋼建機(四川省成都市)に統合する。 統合は2023年1月に完了する予定。中国国内のメーカーが台頭し、競争激化で販売価格が下落したため。 神戸製鋼、中国で建機生産を半分に 2会社を1つに
日経高配当株50、6銘柄採用 4銘柄除外 株式 6月17日 日本経済新聞社は日経平均株価の構成銘柄のうち配当利回りが高い50銘柄で算出する「日経平均高配当株50指数」の定期見直しを30日に実施する。新たに6銘柄を採用し、4銘柄を外す。2021年秋の日経平均株価の定期見直しを受けて2銘柄を除外した時は補充せず、48銘柄で算出してきた。今月30日か 日経高配当株50、6銘柄採用 4銘柄除外
日本製鉄とJFE、神戸製鋼がCO2削減へ情報共有 環境エネ・素材 6月15日 日本製鉄とJFEスチール、神戸製鋼所は15日、水素製鉄など二酸化炭素(CO2)排出量が少ない製鉄技術の開発に向け、情報共有をすると発表した。3社と金属系材料研究開発センター(東京・港)でつくる「水素製鉄コンソーシアム」で各社の開発状況や知見を共有し、次世代技術の普及を目指す。 石炭の代わりに水素で鉄鉱石を還元する「直接水素還元」や、CO2排出量が少ない 日本製鉄とJFE、神戸製鋼がCO2削減へ情報共有
東証後場寄り 下げ幅350円程度 鉄鋼や医薬に売り 国内株概況 株式 6月10日 10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前場終値から下げ幅をやや縮め、前日比350円程度安い2万7800円台後半で推移している。米株価指数先物が日本時間10日昼の取引で上げ幅を広げ、日経平均先物にも短期筋の買いが入って指数を支えている。 東証業種別では、鉄鋼や石油石炭製品、医薬の下げが大きい。半面、保険は上昇している。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の 東証後場寄り 下げ幅350円程度 鉄鋼や医薬に売り
チタン価格が1割高 経済正常化で航空機向け需要回復 商品ニュース 商品 自動車・機械 環境エネ・素材 6月7日 航空機のエンジン部品などに使うレアメタル(希少金属)、チタンの国内価格交渉が2年連続の値上げで大筋決着した。中間製品であるスポンジチタンの2022年度の大口需要家向け価格は、前年度に比べて1割強高い。原料の鉱石が値上がりしているほか、航空機向けなどの需要が回復傾向だ。ロシアやウクライナ産のスポンジチタンの供給懸念も高まっている。 チタンは航空機から腕時計、人工関節まで用途が広い。ルチル鉱石などの チタン価格が1割高 経済正常化で航空機向け需要回復
日経平均3日続伸、終値28円高の2万7943円 6月7日更新 7日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続伸し、前日比28円06銭(0・1%)高の2万7943円95銭で終えた。3月30日以来およそ2カ月ぶりの高値水準。円相場の下落を背景に輸出関連株を中心に買いが入った。日経平均の上げ幅は一時170円を超え、取引時間中として約2カ月ぶりに節目の2万8000円を上回る場面もあったが、利益確定の売りなども出て上値を抑えた。 外国為替市場で円相場が大幅に下げたこ 日経平均3日続伸、終値28円高の2万7943円
東証大引け 小幅に3日続伸 円安で自動車株高い、ハイテク株は売り 国内株概況 株式 6月7日 7日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続伸し、前日比28円06銭(0.1%)高の2万7943円95銭で終えた。3月30日以来およそ2カ月ぶりの高値水準。円相場の下落を背景に輸出関連株を中心に買いが入った。日経平均の上げ幅は一時170円を超え、取引時間中として約2カ月ぶりに節目の2万8000円を上回る場面もあったが、利益確定の売りなども出て上値を抑えた。 外国為替市場で円相場が大幅に下げたこ 東証大引け 小幅に3日続伸 円安で自動車株高い、ハイテク株は売り
東証14時 伸び悩み 川重は急落 国内株概況 株式 6月7日 7日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前日比110円ほど高い2万8030円近辺で推移している。心理的な節目を上回ったことで利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすくなっている。 今週は10日に5月の米消費者物価指数(CPI)の公表を控える。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは「(市場予想を上回るなどの)統計結果を受けて米株式相場が再び荒れる 東証14時 伸び悩み 川重は急落