新潟・北陸で養殖率上昇 日本海の荒波で食味向上 データで読む地域再生 新潟 福井 石川 富山 信越 北陸 6月17日 海の幸が豊富な日本海でも養殖は増えつつある。北信越では大手企業が進出した新潟県が増加率でトップだった。日本海の荒い潮流で魚の食味を向上させている。海の環境が変化する中、福井県では温暖な海に生息する白身魚の養殖に挑戦。石川県はIT(情報技術)を活用し、国内最高級のトリ貝を育てている。 新潟県では日本水産子会社の弓ケ浜水産(鳥取県境港市)が2015年、佐渡島に事業所を開設、ギンザケとサクラマスを養殖 新潟・北陸で養殖率上昇 日本海の荒波で食味向上
植物肉、値下がり 「ミートショック」で普及へ前進 値札の経済学 サービス・食品 6月4日 植物肉と食肉の価格差が縮小している。「ミートショック」とも表された食肉価格の上昇の一方、植物肉は量産化や競争激化を受けて値下がりしてきた。POS(販売時点情報管理)データで分析すると4月の平均価格は前年同月比7%安。健康志向が高まる中、一気にシェアを伸ばす可能性が出てきた。 「今日は本物のひき肉と半々で混ぜて、マーボー豆腐にするつもり。この1年くらい、健康を考えて使ってみている」。5月下旬、イト 植物肉、値下がり 「ミートショック」で普及へ前進
高本陽一氏(8) 日水との取引で再起 仕事人秘録 コラム ヘルスケア 6月2日 周囲と騒動を起こしながら経営を立て直そうとしている時、相談に乗ってくれた人がいた。 北九州市戸畑を創業地の一つとする日本水産で船舶部長だった串野さんという方です。高本商会と船上コンベヤーで取引がありました。 当時、日水では日本人船員による遠洋漁業をやめ、海外の漁船との洋上買い付けに切り替える話が出ていました。陸に上がる船員の雇用の関係もあり食品工場を増やすから、高本商会で加工ラインを製作しないか 高本陽一氏(8) 日水との取引で再起
すり身卸値が2割高 漁獲枠減少、海外需要も拡大 商品ニュース 商品 サービス・食品 6月1日 ちくわやかまぼこといった練り製品に使うスケソウダラすり身の卸価格が上昇し、前年比2割高となった。北米のスケソウダラ漁獲枠が前年比で2割減り、供給が減少。海外の市場拡大や円安、製造コスト増も影響した。すり身の高値が続けば、値上げが相次ぐ練り製品の価格を一段と押し上げる可能性がある。 水産商社などが練り製品メーカーに卸す価格は、上級品(洋上FA級、冷凍、需要家渡し)で1キログラム735円。2021年 すり身卸値が2割高 漁獲枠減少、海外需要も拡大
親子上場、「統治の壁」に投資家冷ややか スクランブル 株式 6月1日 親会社と子会社がともに上場する「親子上場」解消の流れに一抹の不安が出ている。楽天グループやパナソニックホールディングスなど有力企業が相次ぎ子会社を上場させる方針を打ち出しているためだ。供給不安やデジタル化への対応で新たに資金を調達し成長につなげる狙いとみられるが、企業統治を重んじる投資家からは冷たい視線が注がれている。 「仮に上場してもファンドには組み入れない」。国内株に投資する投資信託を運用す 親子上場、「統治の壁」に投資家冷ややか
島津製作所、日水製薬にTOB 医療分野で相乗効果 関西 ヘルスケア 5月31日 島津製作所は31日、日本水産子会社で医療機関向け試薬などを扱う日水製薬に対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。11月上旬までに完全子会社化することを目指す。買収額は約400億円とみられる。 日水製薬も31日、TOBに応じると発表した。島津は6月下旬から7月下旬にかけて、30日の終値(990円)に対して約7割のプレミアムを上乗せした1株当たり171 島津製作所、日水製薬にTOB 医療分野で相乗効果
日本水産、国内養殖の営業益2倍に 交配で効率向上 5月30日 日本水産は国内の養殖事業の営業利益を3年後をめどに2倍にする。国内で養殖を手がけるブリやサーモン、カンパチなどを対象に、交配によって早く大きく魚を育てて養殖の効率を高める。今期から新たに始めたサケの養殖事業も拡大する。水産物価格などの相場変動に左右されにくい収益構造を整える。 2022年3月期の国内養殖事業の営業利益は20億円ほどだった。25年3月期に40億円前後にするのを目指す。国内の養殖は2 日本水産、国内養殖の営業益2倍に 交配で効率向上
日本水産、ちくわなど値上げ 8月から 値上げラッシュ サービス・食品 5月27日 日本水産は27日、家庭向けのすり身製品と家庭用・業務用の冷凍食品の出荷価格を引き上げると発表した。8月1日納品分から、家庭用は5~20%、業務用は5~28%値上げする。値上げは2月以来半年ぶり。2月以降もすり身など原材料価格や物流費などが上昇し、短期間での値上げに踏み切った。 ちくわ、カニカマなどの家庭用すり身製品は全品を値上げする。家庭用冷凍食品は「わが家の麺自慢ちゃんぽん」「たこ焼き」など全 日本水産、ちくわなど値上げ 8月から
今日の株価材料(新聞など・25日)博報堂DY、メタバース広告を販売 国内株概況 株価材料 株式 5月25日 ▽博報堂DY(2433)、メタバース広告を販売 成長市場に参入(日経) ▽ソフトバンクグループ(SBG、9984)、米配信支援に190億円出資(日経) ▽HUグループ(4544)、海外進出 検査試薬の生産受託で(日経) ▽大型蓄電池、送電線と直結 電力調整、法改正が追い風 住友商(8053)やオリックス(8591)参入(日経) ▽JR東日本(9020)と東武(9001)、規格共通化へ(日経) 今日の株価材料(新聞など・25日)博報堂DY、メタバース広告を販売
日本水産、家庭向け缶詰など値上げ 7月から最大18% 値上げラッシュ 商品 サービス・食品 5月24日 日本水産は24日、家庭向けの缶詰や瓶詰を値上げすると発表した。7月1日納品分から、30品で出荷価格を約5~18%引き上げる。原材料価格や物流費が足元で上昇しており、今後さらに値上げする可能性もあるとしている。 日本水産が缶詰や瓶詰など 日本水産、家庭向け缶詰など値上げ 7月から最大18%