エバーブルーテクノロジーズCEO 野間恒毅氏 @EDGE 6月29日 「海上で得られる再生可能エネルギーを活用したい」。エバーブルーテクノロジーズ(東京都調布市)は風力や波力で航行し、遠隔操作もできる小型船舶を開発する。野間恒毅最高経営責任者(CEO)は海上物流や長時間の海上調査を後押ししようと準備を進めている。 上智大大学院を修了し、ソニー(当時)や複数のスタートアップに勤めた。その後、スタートアップの支援に携わっていた2017年に転機が訪れた。あるイベントで、 エバーブルーテクノロジーズCEO 野間恒毅氏
セルージョン社長 羽藤晋氏 @EDGE 6月22日 「失明に苦しむ患者を減らしたい」。セルージョン(東京・中央)はiPS細胞から効率的に角膜細胞をつくる技術に強みを持つ。羽藤晋社長は失明に陥る可能性のある水疱(すいほう)性角膜症や角膜実質疾患といった眼病の治療につなげる考えだ。 1998年に慶応義塾大医学部を卒業し、角膜移植専門の眼科医として働いた。重症患者を中心に診察していたが、ドナー(提供者)は少なく、歯がゆい思いを抑えられなかった。「iPS セルージョン社長 羽藤晋氏
Ms.Engineer代表 やまざきひとみ氏 @EDGE 6月15日 「IT(情報技術)業界と女性を結び付けたい」。Ms.Engineer(ミズエンジニア、東京・新宿)は、ITエンジニアやプログラマーへの転職を希望する女性向けの教育事業を手掛ける。やまざきひとみ代表は人手不足に悩む業界と、活躍の場を求める女性の橋渡しをする。 2007年にサイバーエージェントに入社、ウェブメディアの創刊などに携わった。15年の退社後、転職や起業を経て新型コロナウイルス禍に直面した。 Ms.Engineer代表 やまざきひとみ氏
パワーエックス社長 伊藤正裕氏 @EDGE 6月8日 「電気運搬船で脱炭素に貢献したい」。2021年3月に創業したパワーエックス(東京・港)の伊藤正裕社長は、洋上風力発電の電気を船舶で運ぶ事業を構想する。実現すれば送電ケーブルを海底に敷設する必要がなくなるため、風車の設置場所の選択肢が広がるとみる。 伊藤ハムの創業家に生まれ、17歳だった2000年に3次元(3D)画像を制作する会社を設立。14年にスタートトゥデイ(現ZOZO、ゾゾ)の傘下に入り、知 パワーエックス社長 伊藤正裕氏
M&A One社長 吉川将平氏 @EDGE 6月1日 「売り手側がいかに適切な準備をするかが重要だ」。中小企業に特化したM&A(合併・買収)支援事業を手掛けるM&A One(エムエーワン、東京・中央)の吉川将平社長は強調する。売り手のあらゆるリスクを洗い出して譲渡価格を算出し、機動的な事業承継を支えるつもりだ。 2016年に京都大学を卒業、大手証券などを渡り歩いた後、転職先のリサイクルショップ運営会社でM&Aを担当した。買い手として臨んだ交渉では仲 M&A One社長 吉川将平氏
シンスペクティブCEO 新井元行氏 @EDGE 5月25日 「衛星データを基に災害の被災者を減らしたい」。人工衛星を開発するシンスペクティブ(東京・江東)の新井元行最高経営責任者(CEO)は意気込む。災害対策や安全保障で衛星データの活用が広がっている。需要に応えるため、2023年にも欧米拠点を新設する。 雲を透過する波長のマイクロ波を地表に当て、地形を観測する「合成開口レーダー(SAR)衛星」を手掛ける。取得データの販売に加え、解析サービスも提供。地形の シンスペクティブCEO 新井元行氏
HubbleCEO 早川晋平氏 @EDGE 5月18日 「契約書締結時の電子メールの『応酬』から脱却する」。Hubble(ハブル、東京・港)は契約書を管理するクラウドシステムを提供する。早川晋平最高経営責任者(CEO)は煩雑な法務の仕事を変革する構えだ。 2014年に関西学院大を卒業。将来の起業をにらんで金融や経営のノウハウを身に付けようと、法律や会計などの総合事務所に入所した。税務や会計の業務に携わるなかで会計管理ソフトに触れ、自動的に帳簿記入など HubbleCEO 早川晋平氏
グルーヴノーツ社長 最首英裕氏 @EDGE 5月11日 「量子コンピューターで社会課題を解決したい」。グルーヴノーツ(福岡市)は量子技術や人工知能(AI)を使い、顧客企業の生産性の向上を支援するクラウドサービスを手掛ける。最首英裕社長は人手不足に悩む製造業や物流現場をはじめ、幅広い業界の変革を支える構えだ。 クラウドサービスでは、膨大な組み合わせの中から最適解を見つける量子技術の一種「量子アニーリング」方式のコンピューターを使う。AIが予測した生産需 グルーヴノーツ社長 最首英裕氏
Idein代表 中村晃一氏 @EDGE 5月4日 「店舗や工場をソフトウエアをアップデートするように『進化』させる」。Idein(イデイン、東京・千代田)はデータを端末側で処理する「エッジAI(人工知能)」を手掛ける。中村晃一代表はデータを効率的に分析し、サービスや生産性を向上できるように後押しする構えだ。 エッジAIはデータをサーバーに送らず、処理コストを従来の数%に抑えられる点が特徴だ。ある小売企業では、店舗に設置したカメラの映像から来店客 Idein代表 中村晃一氏
HataLuck and PersonCEO 染谷剛史氏 @EDGE 4月27日 「アルバイト従業員の働きがいを上げたい」。HataLuck and Person(ハタラックアンドパーソン、東京・中央)は小売店の業務改善アプリを手掛ける。染谷剛史最高経営責任者(CEO)は小売業の生産性向上のカギはアルバイトとみる。ネット通販が広がるなか、実店舗への来店を促すには接客が重要になるためだ。 アプリ「はたLuck」は、接客が良いアルバイトに対して店長が「星」を送る機能が特徴だ。まか HataLuck and PersonCEO 染谷剛史氏