ラヴズオンリーユー、実績上位 馬鏡 山本尊 2月12日 中央競馬では今週から、阪神競馬場での開催が12週続く。開幕週の重賞、G2・京都記念はその名のとおり、本来は京都競馬場で行われ、春のG1や海外遠征に臨む馬が出走してきた。2020年の勝ち馬クロノジェネシスもその後、宝塚記念、有馬記念(ともにG1)を制覇した。 今年は京都競馬場が改修中のため、阪神芝内回り2200メートルで行われる。古馬による上半期の芝中距離G1、大阪杯、宝塚記念はともに阪神芝内回り ラヴズオンリーユー、実績上位
ラーゴム、2000メートルでの実績生きる 馬鏡 山本尊 2月5日 きさらぎ賞は本来、京都芝外回り1800メートルで行われる3歳重賞。ただ京都競馬場が改修中のため、今年は中京芝2000メートルが舞台となる。きさらぎ賞は1986年まで中京競馬場で行われていた。35年ぶりに戻ってきたことになるが、2012年に改修された現在の中京コースで行われるのは初めて。 いまの中京芝2000メートル戦は序盤と終盤に急な坂を2回上る。年明けから開催が続く中京は、馬場も荒れてきた。持 ラーゴム、2000メートルでの実績生きる
高額馬アドマイヤビルゴ、素質光る 馬鏡 山本尊 1月15日 日経新春杯は今回で68回目を迎える、年明け恒例の伝統ある重賞。ただ、例年の舞台である京都競馬場が改修工事中のため、2021年は中京芝2200メートルで実施される。今週の中京では16日に牝馬限定の芝2000メートルのG3・愛知杯が組まれている。17日の日経新春杯と、2日連続でハンディ戦の古馬重賞が同じ競馬場で行われることになった。 牝馬限定の重賞が前日に行われることもあって、日経新春杯では牡馬が上 高額馬アドマイヤビルゴ、素質光る
ククナの末脚に信頼感 馬鏡 山本尊 1月8日 2020年の3歳G1では牡馬コントレイル、牝馬デアリングタクトが無敗で三冠を達成。ともに春は、トライアルレースに出走せず、1冠目を制覇した。 また、これら2頭を破って20年のジャパンカップ(G1)を制したアーモンドアイも、3歳時にはシンザン記念から3カ月後の桜花賞(同)へと直行し、1冠目を勝ち取った。近年、クラシックへの臨戦過程は多様化している。年が明けて最初の3歳重賞とはいえ、春の大舞台へ直結 ククナの末脚に信頼感
レッドベルオーブ、秀でたスピード 馬鏡 山本尊 12月18日 朝日杯フューチュリティステークスは2014年以降、阪神競馬場で行われるようになった。舞台が以前の中山から関西に移っても、前走、秋の東京開催に出走していた馬の好走が目立つ。 だが、今秋は例年と異なる日程だった点に注意しておきたい。競馬場の改修で秋の京都開催が短くなり、通常、京都で実施するデイリー杯2歳ステークス(G2)は朝日杯FSと同じ、阪神芝外回り1600メートルで行われた。デイリー杯組の重要度 レッドベルオーブ、秀でたスピード
オパールムーン、外回りで末脚期待 馬鏡 山本尊 12月11日 阪神ジュベナイルフィリーズはキャリアの浅い2歳馬のG1レース。新馬戦を勝ち上がったばかりの馬や1勝クラス在籍馬も挑んできた。ただ、2009年以降、連対馬のうち少なくとも1頭は、前走でも重賞で連対。2歳戦とはいえ、実績馬には相応の評価が必要だろう。 オパールムーンはG3のファンタジーステークス(阪神芝内回り1400メートル)で2着。出遅れて後方を追走したが、最後の直線では馬群の外側から追い上げて内 オパールムーン、外回りで末脚期待