エニーカラー、一時8%高 銘柄診断 6月3日 2日の東京株式市場で、バーチャルユーチューバー(Vチューバー)事業を手がけるANYCOLOR(エニーカラー)株が一時前日比490円(8%)高の6550円まで上昇した。1日に東証グロース市場からプライム市場への上場変更が承認されたと発表した。プライム移行に伴う投資家層の拡大を期待した買いが集まった。 終値は260円(4%)高の6320円。売買代金は前日比3倍に膨らんだ。プライム移行は8日付。いちよ エニーカラー、一時8%高
丸井G、一時4%上昇 銘柄診断 6月2日 1日の東京株式市場で丸井グループ株が一時、前日比84円(4%)高の2423円まで上昇した。新たに株主資本配当率(DOE)の目安を導入するなど、株主還元を強める姿勢が前向きに評価された。 終値は79円(3%)高の2418円だった。同社は5月9日に24年3月期からDOE8%程度を目安に継続的な増配を目指す方針を発表。今期の配当予想を前期から42円増配して101円とする見通しも示した。 発行済み株式総 丸井G、一時4%上昇
日東紡、年初来高値 銘柄診断 6月1日 31日の東京株式市場で日東紡株が一時、前日比71円(3.1%)高の2371円まで上昇し、年初来高値を更新した。半導体パッケージ基板やデータセンター向け「スペシャルガラス」を展開する。半導体向けガラス繊維の在庫調整が一巡し、需要が回復するとの期待感が株高につながっている。 東海東京調査センターは29日付で目標株価を2500円から2880円に引き上げた。足元のPBR(株価純資産倍率)は0.8倍台と解 日東紡、年初来高値
アスクル、一時2%安 銘柄診断 5月31日 30日の東京株式市場でアスクル株が一時前日比42円(2%)安の1775円まで売られた。29日に個人向け通販「LOHACO(ロハコ)」事業の2023年4月21日~5月20日(5月度)の売上高が前年同月を下回ったと発表され、成長を期待した個人投資家らを中心に売りが広がった。終値は30円安の1787円だった。 アスクルが29日に発表した23年5月度の単体ベースの月次業績では、ロハコ事業の売上高が販促の アスクル、一時2%安
セイコーG、一時6%高 銘柄診断 5月30日 29日の東京株式市場でセイコーグループ株が反発し、一時前週末比142円(6%)高の2627円まで上昇した。証券会社が26日に目標株価を引き上げた。インバウンド(訪日外国人)の回復などを背景に、高価格製品の販売拡大の期待から買いが集まっている。 終値は112円(5%)高の2597円。野村証券の岡崎優氏は26日のリポートで目標株価を4100円から4400円に引き上げた。比較的安価な時計製品の需要が弱 セイコーG、一時6%高
ユーグレナ 一時6%高 銘柄診断 5月27日 26日の東京株式市場でユーグレナ株が一時前日比55円(6%)高の912円と、約1カ月ぶりの高値をつけた。経済産業省が2030年から、日本の空港で国際線に給油する燃料の1割を再生航空燃料(SAF)にすることを石油元売りに義務付けると伝わり追い風となり、SAFの製造に取り組むユーグレナに買いが集まった。 ユーグレナは産業廃棄油や微細藻類の油脂から製造するバイオ燃料「サステオ」を展開する。石油製品と比 ユーグレナ 一時6%高
キヤノン、一時9カ月ぶり高値 銘柄診断 5月26日 25日の東京株式市場でキヤノン株が一時、前日比82円(2%)高の3510円と約9カ月ぶりの高値を付けた。発行済み株式総数の上限1.8%の自社株買いを前週に発表。監視カメラなど新規事業へ積極投資の姿勢も示しており、株主還元と事業成長の両立を期待した買いが続いた。 株高に弾みをつけたのは、17日発表した最大500億円の自社株買いだ。2023年12月期の業績予想を上方修正した4月下旬に株価が急騰したが キヤノン、一時9カ月ぶり高値
トプコン、6%高 銘柄診断 5月25日 24日の東京株式市場でトプコンが前日比114円(6%)高の1930円となった。米投資ファンドで物言う株主(アクティビスト)のバリューアクト・キャピタルがトプコン株を5%超保有していることが23日に関東財務局に提出した大量保有報告書で分かった。経営改善要求などに対する思惑から、買いが集まったようだ。 バリューアクトの16日時点の保有比率は5.68%で、保有目的は「純投資及び経営陣への助言、または状 トプコン、6%高
日本紙、年初来高値 銘柄診断 5月24日 23日の東京株式市場で、日本製紙株が一時前日比15%高の1275円を付け、年初来高値を更新した。前日に野村証券が投資判断を引き上げたことを受けて買いが集まった。印刷用紙などの値上げに加え、原燃料価格の下落による費用改善効果で利益回復が見込まれることが買い材料となっている。 終値は166円(15%)高の1273円。売買高は前日比11倍に膨らんだ。 野村証券の河野孝臣リサーチアナリストは22日付のリ 日本紙、年初来高値
三菱重工、6年5カ月ぶり高値 銘柄診断 5月23日 22日の東京株式市場で三菱重工業株が一時、前週末比176円(3%)高の5714円と約6年5カ月ぶりの高値(株式併合を考慮)をつけた。造船や防衛関連の事業で収益向上に対する期待が高まった。投資家の買い注文が継続して入り、高値引けとなった。売買代金は27%増の233億円だった。 子会社の三菱造船が今治造船と液化二酸化炭素(CO2)の輸送船分野で提携すると伝わり、脱炭素対応の強化やコスト削減など規模効 三菱重工、6年5カ月ぶり高値