リクルートHD、一時8%安 銘柄診断 3月6日 5日の東京株式市場でリクルートホールディングス株が一時、前日比398円(8%)安の4867円まで下落した。業績は堅調だが、株価は上場来高値圏にあり、株価指標面でも割高感が強まっていた。米長期金利の上昇をきっかけに相場全体が下げる中、同社株の利益確定売りが膨らんだ。 終値は334円(6%)安の4931円で、売買代金は前日の2.4倍に膨らんだ。 リクルートは主力の求人サイト「インディード」が好調だ。 リクルートHD、一時8%安
リコー、ストップ高 銘柄診断 3月5日 4日の東京株式市場でリコー株が急伸した。株価は終日買い気配で推移、大引けで制限値幅の上限(ストップ高水準)である前日比150円(16%)高の1117円で配分された。約1年ぶりの高値となった。前日の取引終了後に1000億円を上限とする自社株買いを発表しており、株取引の需給が引き締まると期待した買いが先行した。 売買が成立したのは216万4900株だった。ストップ高水準の指し値買いは161万1800 リコー、ストップ高
マツダ、一時4%高 銘柄診断 3月4日 3日の東京株式市場でマツダ株が一時、前日比38円(4%)高の908円まで上昇した。外国為替市場で円安が進行し、輸出採算の改善を見込む買いが入った。国内生産台数の約8割を輸出するマツダは他の自動車株に比べて為替変動の影響を受けやすい。上昇率はトヨタ自動車やホンダなどを上回った。 マツダの終値は4%高の904円だった。株価は昨年11月頃から回復基調にある。今年2月4日には2021年3月期の連結営業損 マツダ、一時4%高
ワークマン、一時5%安 銘柄診断 3月3日 2日の東京株式市場で作業服販売大手のワークマン株が3営業日続落した。一時、前日比400円(5%)安の7540円まで下げ、約10カ月ぶりの安値を付けた。1日の取引終了後に発表した2021年2月の既存店売上高が3年5カ月ぶりに前年同月を下回り、業績成長の鈍化を嫌気した売りが広がった。 終値は290円(4%)安の7650円。2月の既存店売上高は前年同月に比べて3.7%減った。気温が下がらず、冬の主力商 ワークマン、一時5%安
マツキヨHD、一時14%高 銘柄診断 3月2日 1日の東京株式市場で、マツモトキヨシホールディングス株が一時前週末比14%(605円)高の4785円まで上昇し、約3カ月ぶりの高値をつけた。2月26日の取引終了後に、ココカラファインとの間で経営統合の最終合意を結んだと発表。統合によるシナジー効果への期待から買いが集まった。 終値は14%(590円)高の4770円だった。この日の東証1部値上がり率ランキング1位だった。売買代金は前週末比4.2倍の マツキヨHD、一時14%高
メルカリ、一時6%安 銘柄診断 2月27日 26日の東京株式市場でメルカリ株が反落し、一時前日比310円(6%)安の5050円まで下落した。前日の米国市場では長期金利の上昇で高PER(株価収益率)銘柄の割高感が意識され、ハイテク株が売られた。この流れを受け、国内でも新興IT(情報技術)の代表格であるメルカリに売りが出た。 25日の米国市場はアップルなどが下げ、ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は前日比4%安だった。メルカリの予想PER メルカリ、一時6%安
前田建設、一時4%安 銘柄診断 2月26日 25日の東京株式市場で前田建設工業株が続落し、一時前日比4%(36円)安の954円まで売られた。前日に上場子会社の前田道路、前田製作所と持ち株会社を設立して経営統合すると発表。統合効果への懸念による売りに加え、株式移転比率から割安感が出た子会社株に乗り換える動きがあった。 前田建設など3社は9月29日に上場廃止となり、10月1日付で設立する共同持ち株会社の完全子会社になる予定。統合で公共インフラ 前田建設、一時4%安
京王電鉄、昨年末比4%高 銘柄診断 2月25日 京王電鉄の株価が底堅い動きとなっている。24日の東京株式市場では終値が8340円と前日比40円の続落となったが、18日には高値を付け、昨年末に比べると約4%高い水準を維持する。新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言は続くが、ワクチン接種の開始を受けて事業回復への期待から買いが入りやすい。 鉄道株は全般に復調傾向にあるが、その度合いには濃淡がある。ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真・代表取 京王電鉄、昨年末比4%高
ANAHD、一時7%高 銘柄診断 2月23日 22日の東京株式市場でANAホールディングス(HD)株が急反発し、一時前週末比167円50銭(7%)高の2588円まで上昇した。国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、空運や鉄道などの業種が業績回復期待から個人投資家を中心に買われている。終値は同130円(5%)高の2550円50銭だった。 22日は日本航空(6%高)やJR東日本(3%高)、JR東海(3%高)など、コロナ禍で業績が低迷する ANAHD、一時7%高
ファナック、一時4%安 銘柄診断 2月20日 19日の東京株式市場で、ファナックの株価が一時前日比1250円(4.3%)安の2万7800円まで下落した。日本工作機械工業会が18日発表した1月の工作機械受注額(確報)で中国向けが5カ月ぶりに前月実績を割り込んだ。売上高に占める中国比率が高いファナック株に利益確定売りが広がった。 19日の終値は4.1%安の2万7845円。売買代金は1.4倍に増えた。 ファクトリーオートメーション(FA)業界は中 ファナック、一時4%安