コナミHD、一時21年ぶり高値 銘柄診断 5月18日 17日の東京株式市場でコナミホールディングス株が一時、前日比500円(6%)高の8460円と21年ぶりの高値をつけた。12日に2022年3月期の連結純利益が前の期比70%増と発表して以降、好業績を評価した買いが続いている。 22年3月期は巣ごもり需要の恩恵を受け、主力の「プロ野球スピリッツA」などモバイルゲームが好調だった。「遊戯王」のカードゲームも収益を押し上げ、3年ぶりに最高益だった。年間配 コナミHD、一時21年ぶり高値
NTN、一時15%高 銘柄診断 5月17日 16日の東京株式市場でNTN株が一時、前週末比33円(15%)高の247円まで上昇した。13日発表の2022年3月期決算では、建機など産業機械に使う軸受け(ベアリング)の販売が日本や米州で回復し、最終損益が73億円の黒字(前の期は116億円の赤字)と従来予想を53億円上回った。23年3月期の増益見通しも買い材料となった。 終値は25円(12%)高の239円だった。NTNは国内で日本精工に次ぐベア NTN、一時15%高
日揮HD、ストップ高 受注高2.7倍の計画好感 銘柄診断 5月14日 13日の東京株式市場で日揮ホールディングス(HD)株が急伸し、前日比300円(20%)高の1765円と制限値幅の上限(ストップ高)で取引を終えた。前日に2023年3月期の受注高を前期比2.7倍の8400億円とする計画を示したほか、年間配当予想を前期比9円増の24円としたことが好感された。 値上がり率は13日の東証プライム市場で2位だった。今期の受注高は大型の液化天然ガス(LNG)案件を受注した1 日揮HD、ストップ高 受注高2.7倍の計画好感
アシックス、一時19%高 銘柄診断 5月13日 12日の東京株式市場でアシックス株が一時、前日比370円(19%)高の2298円まで上昇した。前日発表の2022年1~3月期の連結営業利益は前年同期比31%減の100億円と会社予想を50億円以上上回ったことが好感された。通期計画の上振れを期待した買いも集まった。 同社は新型コロナウイルスの感染拡大で主力のベトナム工場の生産を絞ったほか、上海のロックダウン(都市封鎖)による物流混乱で業績悪化が懸念 アシックス、一時19%高
協和キリン、一時6%高 銘柄診断 5月12日 11日の東京株式市場で協和キリン株が一時、前日比152円(6%)高の2781円まで上昇した。10日に発表した2022年1~3月期の連結決算(国際会計基準)で、純利益の進捗率が通期予想(530億円)の30%だった。海外向けの医薬品が伸びており、22年12月期通期の業績上振れに対する期待感が買い材料となった。 終値は125円(5%)高の2754円だった。協和キリンは骨の病気の治療薬「クリースビータ」 協和キリン、一時6%高
ワークマン、一時8%安 銘柄診断 5月11日 10日の東京株式市場で作業服大手のワークマン株が一時、前日比370円(8%)安の4230円まで下落した。株式分割を考慮した実質ベースで2019年2月以来約3年3カ月ぶりの安値をつけた。9日に発表した今期の利益見通しが市場の期待に反して減益だったため、成長鈍化を嫌気した売りに押された。 終値は20円(0.4%)安の4580円だった。23年3月期の単独税引き利益は前期比8%減の167億円を見込む。円 ワークマン、一時8%安
ミスミG 一時14%安 銘柄診断 5月10日 9日の東京株式市場で、機械部品大手のミスミグループ本社株が一時、前週末比470円(14%)安の2815円まで下落した。約1年8カ月ぶりの安値水準となる。6日に発表した3月の連結売上高が16カ月ぶりに前年同月比で減少に転じ、部品販売の減速を嫌気した売りが膨らんだ。 終値は437円(13%)安の2848円だった。売買代金は前週末の2倍強に膨らんだ。この日の東証プライム市場の値下がり率ランキングで5位 ミスミG 一時14%安
ケーズHD、年初来高値 銘柄診断 5月7日 6日の東京株式市場でケーズホールディングス(HD)株が前営業日比2%(28円)高の1329円で取引を終え、年初来高値を更新した。冷蔵庫や洗濯機など白物家電の需要が堅調で、4月の売上高が2カ月続けて前年同月を超えたことが直接の買い材料になった。 2日の取引終了後に発表した4月の売上高は前年同月比3%増だった。大容量や高機能な白物家電の需要が高まっており、商品単価の上昇傾向が寄与している。今回の大型 ケーズHD、年初来高値
アンリツ、3年4カ月ぶり安値 銘柄診断 5月3日 2日の東京株式市場でアンリツ株が急反落した。一時前週末日比171円(10%)安の1472円まで下落し、3年4カ月ぶりの安値を付けた。4月28日の取引終了後、2023年3月期の連結営業利益が前期比15%増の190億円になりそうだと発表。増益計画も市場の期待には届かず、失望売りが広がった。 アンリツは携帯電話基地局に使う機器の通信性能を検査する計測器が主力。高速通信規格「5G」の普及を追い風に成長し アンリツ、3年4カ月ぶり安値
カプコン、年初来高値 銘柄診断 4月29日 28日の東京株式市場でカプコン株が一時、前日比145円(4%)高の3510円と年初来高値をつけた。主力ゲームソフトの売れ行きが好調で、業績拡大を見込んだ買いが集まった。 終値は70円(2%)高の3435円。25日には一時2913円まで下落していたが、足元では上昇基調に転じ、前日から2日連続で年初来高値を更新した。 同社は21日に2022年3月期の業績予想を修正。連結純利益は前の期比30%増の32 カプコン、年初来高値