ガンホー 投資判断引き下げを嫌気 話題の株 3月5日 4日の東京株式市場でゲーム開発を手掛けるガンホー・オンライン・エンターテイメント株が3日続落した。一時前日比110円(5%)安の2097円まで下落し、およそ7カ月ぶりの安値を付けた。2月発表の2020年10~12月期決算で目先の好材料が出尽くしたとして軟調な展開が続いていたところ、前日に大和証券が投資判断を引き下げたのをきっかけに、手じまい売りが広がった。 終値は69円(3%)安の2138円だっ ガンホー 投資判断引き下げを嫌気
アトム コロワイドが保有株売却 話題の株 3月4日 3日の東京株式市場で、回転寿司「にぎりの徳兵衛」や「ステーキ宮」を手がけるアトム株が一時前日比91円(9%)安の867円を付けて、1カ月半ぶりの安値となった。前日の取引終了後に、親会社のコロワイドによる保有株式の売り出しを発表。アトムの発行済み株数の12%(オーバーアロットメント含む)に当たり、需給悪化を意識した売りにつながった。 株価は3日の朝方に867円まで下落してからは値を戻し、前日比53 アトム コロワイドが保有株売却
出前館 ZHDが提携拡大を示唆 話題の株 3月3日 2日の東京株式市場で料理宅配サイト運営の出前館株が急反発し、一時前日比405円(15%)高の3135円を付けた。出前館に出資するLINEとZホールディングスが1日に経営統合し、戦略説明会を開いた。電子商取引(EC)を巡り出前館との提携拡大を示唆する内容が含まれ、業績成長を期待した買いが集まった。 終値は246円(9%)高の2976円。売買代金は前日の4.4倍に膨らみ、値上がり率は東証ジャスダック 出前館 ZHDが提携拡大を示唆
スシローGH 京樽買収相乗効果に期待 話題の株 3月2日 1日の東京株式市場で、回転ずし大手のスシローグローバルホールディングス株が一時、前週末比295円(7%)高の4280円を付けた。持ち帰りすし店などを展開する京樽(東京・中央)を吉野家ホールディングスから買収すると2月26日に発表。相乗効果を期待し、幅広い投資家の買いが集まった。 京樽は持ち帰りずし「京樽」や回転ずし「海鮮三崎港」を手掛け、国内では関東の都心部を中心に290店を展開する。スシローは スシローGH 京樽買収相乗効果に期待
エイチーム 「FF7」派生アプリを配信 話題の株 3月1日 26日の東京株式市場で、ゲーム開発のエイチーム株が制限値幅の上限(ストップ高)水準となる前日比300円(25%)高の1515円を付ける場面があった。取引開始前にスクウェア・エニックス・ホールディングスの子会社スクウェア・エニックスと共同開発したスマートフォン向けゲームアプリ「ファイナルファンタジー(FF)7 ザ ファーストソルジャー」の2021年内の配信予定を発表。個人投資家の買いが集まった。 エイチーム 「FF7」派生アプリを配信
ロゼッタ 仮想現実に通訳システム 話題の株 2月26日 25日の東京株式市場で、自動翻訳(機械翻訳)サービスのロゼッタ株が急反発した。制限値幅の上限(ストップ高)水準となる前日比400円(20%)高の2399円まで買われ、このままこの日の取引を終えた。子会社が仮想現実(VR)上に通訳システムを組み込んだサービスの発表会を開くと前日に発表し、材料視した個人投資家の買いが集まった。 売買代金は前日の16倍強に膨らみ、値上がり率は東証マザーズで首位だった。 ロゼッタ 仮想現実に通訳システム
トナミHD 物流売りの波にのまれる 話題の株 2月25日 24日の東京株式市場でトナミホールディングス(HD)株が一時、前営業日の22日に比べ430円(8%)安の5010円まで下落して約9カ月ぶりの安値を付けた。日経平均株価が12日以来の3万円割れとなり、巣ごもり需要期待などで買われてきた物流関連株への売りからトナミHD株も大きく値下がりした。22日発表の同業との提携に対する前向きな評価は、かき消された格好だ。 終値は420円(8%)安の5020円だっ トナミHD 物流売りの波にのまれる
西松屋チェーン 14期ぶりの最高益好感 話題の株 2月24日 22日の東京株式市場で子ども向け衣料・用品の西松屋チェーン株が一時、前週末比51円(3%)高の1588円まで上昇し、2カ月ぶりの高値をつけた。19日の取引終了後に、2021年2月期の単独税引き利益が20年2月期比7.8倍の83億円になりそうだと発表。従来予想を10億円上回る。14期ぶりの最高益になることを好感し、個人投資家の買いが集まった。 西松屋は人口10万人の地域に幅広く出店する戦略で、店舗 西松屋チェーン 14期ぶりの最高益好感
ACCESS 村田製とDX支援で協業 話題の株 2月22日 19日の東京株式市場でソフトウエア開発会社のACCESS株が一時、前日比60円(7%)高の862円まで上昇し、約4カ月ぶりの高値をつけた。同日、村田製作所と製造業などのデジタルトランスフォーメーション(DX)支援で協業すると発表した。業績回復につながるとの思惑から、個人投資家の買いが集まった。 終値は前日比53円(7%)高の855円だった。売買代金は前日の5倍弱に膨らんだ。材料視されたのは電子部 ACCESS 村田製とDX支援で協業
日本空港ビル 公募増資で希薄化懸念 話題の株 2月19日 18日の東京株式市場で、羽田空港ターミナルビルの管理・運営を手がける日本空港ビルデング株が大幅反落した。一時前日比370円(7%)安の5050円まで下落した。前日に公募増資や自己株の処分で最大614億円を調達すると発表。1株利益の希薄化や需給悪化を懸念する投資家の売りが膨らんだ。 この日の売買代金は前日の4倍超に膨らみ、終値は同340円(6%)安の5080円だった。調達した資金は旅客動線の最適化 日本空港ビル 公募増資で希薄化懸念