フィッシング詐欺 「クリックせず」自衛の原則 よくわかるBizワード 8月1日 偽サイトへの主な誘導手段はSMSか電子メールだ。偽SMSについては携帯通信各社が配信を食い止める技術の導入に乗り出した。一方、メールの場合、なりすましをされる企業側の対策が重要となる。その一つが「DMARC」と呼ばれる技術の導入だ。 DMARCは、偽メールを自動的に検知し受信者に届かないようにできる。メールセキュリティーを手がけるTwoFive(トゥーファイブ、東京・中央)によると5月時点で日経 フィッシング詐欺 「クリックせず」自衛の原則
変わる報酬体系 成果連動型、7割が導入 よくわかるBizワード 7月11日 役員報酬は大きく固定報酬と業績連動型報酬の2種類があり、両者を組み合わせる企業が多い。業績連動型のうち業績や株価など1年以内の成果に連動するものを「短期インセンティブ」、それ以上の期間で事業目標や中期経営戦略等の目標に連動するものを「長期インセンティブ」と呼ぶ。 短期インセンティブは現金が中心で営業利益や自己資本利益率(ROE)などが指標になる。長期インセンティブの代表例は譲渡制限付き株式報酬と 変わる報酬体系 成果連動型、7割が導入
バイオ医薬品 遺伝子や核酸、実用化進む よくわかるBizワード 6月27日 世界の製薬大手が開発する新薬候補の多くは、病気の原因になる分子を標的にした「抗体医薬」などの「バイオ医薬品」だ。米医薬サービス・調査会社IQVIAによると、医療用医薬品の2021年売上高の上位10品目のうち半数以上をバイオ医薬品が占め、製薬大手の収益を支えている。 次世代薬として期待が高いのは遺伝子情報の活用だ。特定の遺伝子を体内に入れ、正常な機能を果たしていない遺伝子の役割を補うことなどを目指 バイオ医薬品 遺伝子や核酸、実用化進む
純利益 配当の原資、投資家が注目 よくわかるBizワード 6月6日 純利益は企業の売上高から原材料費や人件費、利息や税金などを支払い、最終的に企業の手元に残る利益を指す。近年は保有資産や負債を時価で評価するのが国際標準となり、時価の変動も含まれることがある。貸借対照表に利益剰余金として蓄積されて配当の原資になるため、投資家も重視する指標だ。 世界の企業の合計額は2022年1~3月期に1兆829億ドル。前年同期に比べ5%減り、6四半期ぶりに減益だった。新型コロナウ 純利益 配当の原資、投資家が注目
ポイ活 厳しい家計、「お得」を追求 よくわかるBizワード 5月23日 ポイント還元関連のアプリのランキング上昇が目立つ。お得な情報を探し、ポイントを効率的に貯める「ポイント活動」(略して「ポイ活」)をする人が増えている。新型コロナウイルス下の外出自粛や物価上昇で、家計の厳しさをすこしでも和らげようとしているようだ。 野村総合研究所の推計によると、2020年度に国内で発行された民間のポイント・マイレージは少なく見積もっても1兆399億円あった。21年度以降も増える見 ポイ活 厳しい家計、「お得」を追求